
東京23区にある中古マンションの9月の平均価格は5か月連続で1億円を超えました。新築、中古ともに1億円を超える「高止まり」の状況となっています。
民間の調査会社「東京カンテイ」によりますと、東京23区にある中古マンションの9月の平均希望売り出し価格は、前の月より3%ほど上昇し、70平方メートルあたり1億1034万円となりました。5か月連続の1億円超えです。
建築資材費や人件費の高騰などを背景とした新築マンションの価格上昇が中古にも波及しました。
また不動産市場では、このごろの株高で資産が増えている富裕層を中心に、中古物件の購入意欲が高まっていることも、上昇の一因になったとの分析もあります。
今後について、調査会社は「都心部を中心に価格の上昇傾向は続くだろう」としています。
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