<プロ野球ドラフト会議>◇23日
24年春の甲子園優勝投手、健大高崎(群馬)の佐藤龍月投手(3年)がオリックスから3位指名を受けた。
佐藤は2年夏に左肘のトミー・ジョン手術を受けている。甲子園で活躍後に同手術を受けた投手がリハビリを経て卒業時にドラフト指名される、希有なケースとなった。
神奈川での中学時代から注目を集めた。兄が在校したこともあり健大高崎に進学。インステップでの角度豊かなフォームからの鋭いスライダーは強烈で、2年春のセンバツで石垣元気投手(ロッテら1位指名)とともにダブルエースとして活躍。佐藤が決勝の最後を締め、優勝投手となった。
しかし慢性的な肘の違和感を訴え、2年夏は群馬大会で優勝したものの、甲子園ではベンチ外に。その後、8月にトミー・ジョン手術を受けた。3年春にまず外野手として実戦に復帰。初戦敗退した3年夏の甲子園で再び聖地のマウンドに戻っていた。
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早くから強豪大学の誘いもある中で、リハビリの過程ながらプロ入りを強く希望していた。憧れはカブス今永。左投げ左打ち。173センチ、75キロ。
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