【ドラフト】城島CBO「日本プロ野球界に必要だというメッセージ」佐々木麟太郎1位指名の経緯

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2025年10月23日 18:13  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

右手でくじを引き当てたソフトバンク城島CBO(撮影・たえ見朱実)

<プロ野球ドラフト会議>◇23日



ソフトバンクが米スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(20=花巻東)を1位指名し、交渉権を獲得した。DeNAとの2球団競合の末に城島CBOが当たりくじを引き当てた。


全球団の1位指名終了後に城島健司CBO(チーフベースボールオフィサー=49)が取材対応。「彼の場合は少しイレギュラー。来年の夏まで私たちは見守らないといけない選手ですけど、ドラフト1位でもし彼と縁がなくても彼が素晴らしい選手だという評価をした上で、そのリスクを背負ってでも欲しい選手だということです」と指名した経緯を明かした。さらに「彼はホークスだけではなく、日本のプロ野球界に必要だというメッセージをした」とNPB所属球団としての狙いもあった。


1位指名を決めたタイミングについては「企業秘密」と明言は避けたが「昨日、今日ではない」と事前から方針を決めていたという。現実的には来年7月のMLBドラフト後にソフトバンク入団かどうかが決まる見込み。「どんなアプローチはコミュニケーションを取っていくか?」との質問に城島CBOは「いや、ドラフト1位で今日私たちが佐々木君を指名した。これがメッセージなので。十分伝わってくれていると思います。我々は福岡、九州で王会長率いる豪快な野球をファンも望んでいる。彼が一番活躍できるのはホークスじゃないかと自負しています」と語った。

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