『デジモン』なぜ愛される?特番『DIGIMON Special』の場面カット(C)本郷あきよし・東映アニメーション NHKワールドJAPANにて放送しているANIME MANGA EXPLOSIONにて、東映アニメーションが制作するデジモンシリーズの特集『DIGIMON Special』が10月26日に放送される。
【画像】デジモン1000体以上をデザイン!レジェンド制作者が顔出し 気になる後ろのアイテム
■25年以上続くヒットの秘密、「ポケモン」との差別化戦略に迫る
今回の特集では、25年以上にわたり世界中で愛され続ける「デジモンシリーズ」の魅力に迫る。1997年に発売された携帯型ゲーム機「デジタルモンスター」を元に、1999年にアニメ「デジモンアドベンチャー」は制作された。
番組では、「デジモンアドベンチャー」のプロデューサー・関弘美氏にインタビュー。ゲームの魅力であった「育成・バトル」に加え、なぜアニメオリジナルの「人間との絆」や「成長」というテーマを盛り込んだのか、その誕生秘話を伺う。さらに、当時先行していた「ポケットモンスター」といかに差別化を図ったのか、貴重な戦略も明かされる。
■最新作『DIGIMON BEATBREAK』の制作現場に密着
2025年10月より放送を開始したシリーズ最新作「DIGIMON BEATBREAK」の制作現場に密着。本作は、視聴ターゲットを従来のキッズ向けから10〜20代に変更した意欲作。15歳の主人公・トモロウの「強さと弱さをあわせもつ主人公像」を、宮元宏彰シリーズディレクターと小島隆寛キャラクターデザインが、どのように議論を重ねて作り上げていったのかを解き明かす。主人公の感情表現が印象的な、第一話のメイキング映像が見どころとなる。
■1,000体以上のキャラクターを生んだレジェンド・渡辺けんじ氏が語る「デザインの極意」
この作品でトモロウのパートナーデジモンとなるのがゲッコーモン。そのデザインを担当したのがこれまで1000体以上のデジモンのデザインを手がけてきたデジモンデザイナーの渡辺けんじ。渡辺氏が語る「デジモンデザインの極意」と、ゲッコーモンに込めた特別なこだわりとは何か。さらに、デジモンアニメのバトルシーンで見せ場となる、デジモンの進化シーンづくりにも密着。普段あまり見ることのできない作画の様子を紹介する。
■放送予定
2025年10月26日(日) NHKワールドJAPAN
(日本時間)12:10〜、18:10〜、 23:10〜、 翌月曜5:10〜 ※28分番組、4回放送
※番組放送の翌日からはNHKワールドJAPANウェブサイトで無料でVOD視聴が可能になります。
※詳しくはNHKワールドJAPAN番組視聴方法からご確認ください。
■出演
デジモンデザイナー:渡辺けんじ
TVアニメ「デジモンアドベンチャー」プロデューサー:関弘美
TVアニメ「DIGIMON BEATBREAK」シリーズディレクター:宮元宏彰
TVアニメ「DIGIMON BEATBREAK」キャラクターデザイン:小島隆寛
TVアニメ「DIGIMON BEATBREAK」アニメーター:廣田訓之
声優(元株式会社バンダイ 玩具開発担当):ボルケーノ太田