【ドラフト】西武「３代目秋山」誕生へ　中京大の外野手・秋山俊が３位指名に涙「不思議な感じ」

＜プロ野球ドラフト会議＞◇23日

中京大・秋山俊外野手（4年＝仙台育英）が西武に3位指名された。

名古屋市のキャンパスで吉報を待った秋山は目に涙を浮かべて「ほっとしました。4年間が報われた」と感激の面持ちだった。

仙台育英時代では指名漏れを味わった。大学で10キロ近く増量し、元来の巧打に加えて広角に長打を打てるようになった。

「西武の秋山」といえば歴代、秋山幸二、秋山翔吾と高いレベルで走攻守そろえた歴史に名を残す外野手がいた。秋山もそれは以前から意識していたといい「もしかしたら…と少し思っていました。不思議な感じがします。（翔吾は）同じ左ですし、タイプ的にも少し似ている。歴代の秋山選手に負けないように頑張りたいです」と笑みを浮かべた。

◆秋山俊（あきやま・しゅん）2003年（平15）4月20日生まれ、北海道登別市出身。富岸小1年で野球を始め、6年時にファイターズジュニアに選出。仙台育英では3年春に甲子園出場。高校通算11本塁打。中京大では1年春にリーグ戦デビュー。最多本塁打2度。今年の日米大学野球で日本代表として活躍。180センチ、88キロ。右投げ左打ち。