
実家に来てから1週間ほど経ちました。このままずっとここにいたいのが正直なところですが、母が言う通りそうもいきません。
自分も変わらないといけない……そう話す私に、母が「だったら再就職したら?」と言いました。
私が再就職したからといって、夫が家事育児をしてくれるのでしょうか……。もし家庭が回らなくなったら、子どもたちにも迷惑をかけることになってしまいます。そんな私の心配に対し、母は「お義母さんに頼ったら?」と提案してくれました。
私は思い切って、義母と夫に働きたいと話しました。同時に家事育児を分担したいことも伝えると、義母が新しい生活が落ち着くまで同居すると言ってくれました。義母との同居は気を遣いますが、義母なら夫に厳しく言ってくれるかもしれないと期待しました。
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同居生活がスタートすると、離婚の話まで出たからか、温和な義母にスイッチが入ったようです。義母が思いのほか協力してくれるため、とても助かります。
私と同じ立場であるはずの人にここまで言わないといけないのか……という気持ちももちろんありますが、義母とともにひたすら夫を指導することにしました。
子どもと一緒に遊びに行った公園でも、具体的に指示を出します。しばらく続けると、夫は少しずつ自分から動くようになっていきました。

実家に戻り、私は母との会話で「夫が甘えられる環境を作っていたのは自分かもしれない」と気づきました。
私は専業主婦であることの引け目を捨て、再就職と家事や育児の分担を決意しました。夫や義母に協力を求め、義母の同居という新体制がスタートしました。すると思いのほか協力的な義母の後押しで、夫にも少しずつ変化が見えはじめています。
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原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・春野さくら 編集・海田あと

