<プロ野球ドラフト会議>◇23日
BC神奈川の冨重英二郎投手(24=国際武道大)が巨人から育成1位指名を受けた。
国際武道大から社会人のバイタルネットに進むも、首脳陣の信頼を得られず半年余りで退団。くすぶっている自分に嫌気がさし、地元神奈川からNPB入りを目指してBC神奈川にたどり着いた。恵まれた環境とは決して言えないが、在籍1年目でもドラフト指名が受けられるメリットは大きかった。
「ドラフトで指名がかからなければ、野球はこれが最後」と胸に臨んだ今季は練習生からはい上がり、リーグ最優秀防御率(2・01)を獲得。奪三振率は驚異の10・4を記録し、今年5月には自己最速を1キロ更新する151キロをマーク。成長した姿をマウンド上で見せつけ、BC神奈川としては初のNPBからの指名を受けた。
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