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<プロ野球ドラフト会議>◇23日
広島からドラフト5位指名を受けた佛教大・赤木晴哉投手(22)は、京都市北区の佛教大・紫野キャンパスの記者会見場に現れると、最初に背中を向けて涙を拭いた。「いろんなな感情が頭をよぎってしまいました」。
天理(奈良)では日本ハム達孝太投手と同期でチームメートだったが、腰痛で登板できない日々が続いた。悔いの残った高校時代だったが、佛教大ではチームを全国大会に導くエースにまで成長した。
身長191センチの恵まれた体格から角度のあるストレートとフォークを武器に大学通算19勝3敗(京滋大学野球連盟)を記録。今年6月の大学選手権では自己最速153キロを計測した。
記者会見に同席した赤木の指導にあたった佛教大・国友健一監督は「苦しい4年間だったと思いますが、素晴らしい結果になって感銘を受けました」と語った。
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広島新井監督の印象については「唯一知っているのが…」と切り出して「年末年始に火を浴びていることです」と、燃えさかる炎の前で経を唱える護摩行を持ち出して周囲の笑いを誘った。
早速、大学内からTBSのテレビ番組に生出演。その後、胴上げされた赤木は投げ合いたい相手に、日本ハム・達、楽天ドラフト1位・藤原聡大投手(花園大)の名前を挙げて「球界を代表するピッチャーになりたい」と前を向いた。
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