<窓のミステリー>年中シャッターを閉めっぱなしのお宅。ずっと真っ暗で平気なの?

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2025年10月23日 19:30  ママスタセレクト

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窓にシャッターがついている家は少なくありません。夜は閉めて朝に開けるお宅があれば、台風などの災害時以外に使わないお宅もあります。なかには年がら年中シャッターを閉めっぱなしのお宅も。たとえ家人が在宅している気配がある昼間だったとしても、です。

閉めっぱなしの家が気になる。どんな理由があるの?


投稿者さんがママスタコミュニティにあげたのは、そんな質問。ご近所にシャッターを閉めっぱなしのお宅が、少なからずあるといいます。
『太陽の光を浴びたくないのかな? 毎日閉めっぱなしの家の方、理由を教えてください』
それまでずっと目にしてきた光景なのに、あるとき疑問がわくと気になって仕方なくなる。おそらくそんなところでしょう。
『毎日よその家のシャッターの開閉をチェックしてるの? よほどの暇人がやることだと思っていた。気持ち悪い』
集まったコメントのなかには、こうした批判もちらほらありました。たしかに「閉まっているか、開いているか」と毎日記録するほどであれば、それに該当するのかもしれません。しかし、窓=シャッターはそれなりの面積があるため、意識せずとも目に入ってきやすいもの。「嫌でも視界に入ることもあるから、チェックしているわけではないのでは?」と擁護する声もありました。
『わが家のある新興住宅地にも、3軒ある。そのなかの男性のひとり暮らしの家は、全部のシャッターが閉まっている。庭なんて草ボーボー。治安が悪くなりそうだから、やめてほしい』
閉めっぱなしの家が集まっていると、それだけ強い印象を残すこともあります。「並んでいる家全部のシャッターが閉まっているエリアもあるよ。けっこう目立つ」というコメントもありました。
『シャッターが閉めっぱなしの家で人が倒れているかもしれないし、犯罪者のアジトかも。投稿者さんが気にするのは、犯罪抑止のための近所の目という意味合いもあるのでは』
アジトかどうかはわかりませんが、閉めっぱなしの家が「何らかのワケあり」という印象を与えるのもわかります。ピシャッと閉じているシャッターは、他人を拒否するようにも感じられるもの。「このお宅は、近所づきあいをしたくないのだろうな」と、想像してしまうこともあるでしょう。

「わが家がまさに閉めっぱなしの家」。それぞれの事情とは



しかし閉めている当のお宅にとっては、それ相応の理由があるようです。「シャッター閉じっぱなしの家って、まさにうちのこと」と名乗りをあげてくれた方々も少なくありません。
『うちは2階がリビングで、1階が客間兼私がヴァイオリンを弾く部屋。1階は年中シャッターを閉めている』
この方の場合は、普段は使わない部屋と楽器を弾くときの部屋がある1階。閉めることで多少の防音効果も期待できるでしょうから、ご近所への配慮としても理解できます。「朝早くから庭で大騒ぎするきょうだいがいる家の、お向かいの家。シャッターを閉めているのもわかる。あんなに騒がれたらうるさいよね」というコメントもありました。
『うちのことだ。日当たりがよすぎるので床の日焼け止めと、防犯。うちは昔ながらの住宅街だけど、わりとどの家も閉めているよ』
紫外線予防だけでなく、「閉め切ることで冷暖房効率も上がる」と教えてくれたコメントも複数ありました。外気が入りにくくなるので夏は暑さ対策、冬は寒さ対策にもなるようです。
さらに「防犯のため」という理由も目につきました。シャッターは犯罪者の侵入を防ぐことにも有効そうです。ただ、「閉めっぱなしにしていたママ友の家。別の窓から空き巣に入られそうになっていた。警察に『シャッターは防犯にはならない』と言われたって」というコメントも。たしかに他の窓が開いていれば効果は半減します。防犯目的なら、すべてのシャッターを閉めるべきだったのでしょう。さらには閉めっぱなしだと空き家と勘違いされる場合もあるため、逆に不審者に侵入される危険性も……。一般的には閉めていたほうが犯罪抑止効果はありそうですが、過信は禁物です。
『うちがまさに閉めっぱなしの家。2階がリビングで1階が個室なんだけど、1階は書庫と、仕事部屋。仕事部屋の壁面も窓を潰して書籍棚にしているので、閉めっぱなし。暑い時期は冷房効率を上げるため、南向きのベランダのシャッターも閉め切り。ご近所には「怪しい家」と思われていそう』
日焼けなどで本が傷むのを避けるなど、その家なりの事情がある場合も。他にも、単純に「他人に覗かれたくないから」という家もありそうです。人通りの多い道に面したお宅であれば、そちら側は閉めっぱなしという場合が多いのではないでしょうか。

メリットがあれば、デメリットもある。考え方はそのお宅次第


『心が不健康になりそう。豪雨の朝はシャッターを開けるか悩むけど、やっぱり光を入れたくて開けちゃう。昼か夜かもわからないような部屋にずっといるなんて、耐えられない』
閉めっぱなしのお宅がある一方、こう考える方々もいました。「エアコンを使わない季節は、換気しないのかなと思ってしまう」という声もあるように、明るさだけでなく換気という意味でも、閉めっぱなしにはそれなりのデメリットもありそうです。
『外から見えるシャッターの部分以外に、窓はあるよ』
どうやら閉めっぱなしのお宅は、換気のための工夫をしている模様。「空気の入れ替えは、車庫の窓を開けてやっている」「閉めている部屋の廊下につながる扉を開けて、換気している」といった声もありました。これらは外から見ただけではわかりません。

自宅のシャッターが年中閉めっぱなしでもまったく気にならない人もいれば、「光や風がないなんて、耐えられない」と思う人もいる。おそらく投稿者さんは後者でしょうが、閉めっぱなしにはそれ相応の理由があることがわかったのではないでしょうか。少なくとも閉めっぱなし=怪しい家ではありません。これからは余計な心配をしなくて済みそうですね。

文・鈴木麻子 編集・佐藤さとな イラスト・猫田カヨ

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このニュースに関するつぶやき

  • 自宅が道路に面しているので南側の雨戸は閉めっぱなしです。外塀も低いので外から丸見えなんですよねー。家にいる時間も短くて日の出前に家を出て15時過ぎに帰るので明るさ等は気になりません。
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