【全日本大学女子駅伝】3強が優勝争いの軸…立命館大の黄金期なるか 名城大はV奪還狙う/展望

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2025年10月24日 07:56  日刊スポーツ

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全日本大学女子駅伝を9年ぶりに制した立命館大(2024年10月撮影)

全日本大学女子駅伝が26日、弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)発着の6区間(38・0キロ)で行われる。今大会はオープン参加の東北学連選抜を含め、26チームが杜(もり)の都を駆ける。


優勝候補に挙がるのは立命館大、大東文化大、名城大の3校だ。


前回大会で9年ぶり11度目の優勝を飾った立命館大は、出走者4人を擁する。前回2区区間新の山本釉未(2年)、同6区区間賞の土屋舞琴(4年)は強力。6月の日本学生対校選手権(日本インカレ)5000メートル5位の太田咲雪(3年)も力がある。同大が連覇を達成すれば、5連覇した11〜15年以来となる。


前回2位の大東文化大は、留学生のサラ・ワンジル(3年)が柱。前回大会で5区区間賞を受賞し、今年の日本インカレでも5000、1万メートルで2冠を達成した。前回1区区間賞の野田真理耶、同4区区間賞の蔦野萌々香(ともに3年)も実績十分。15度目の出場で初優勝なるか。


前回4位で8連覇を逃した名城大は、勢いのある1年生が加入した。細見芽生は日本インカレ1万メートルで日本人トップの2位となり、7月のFISUワールドユニバーシティゲームズでも32分01秒91で4位入賞と活躍。橋本和叶(わかな)も4月の学生個人選手権1万メートルで3位となり、FISUワールドユニバーシティゲームズにも出場した。主将の米澤奈々香(4年)や今季のトラックシーズンでも好調の石松愛朱加(4年)らを中心に、王座奪還を狙う。


「3強」に食らいつきたいのが、前回大会で20年ぶりの表彰台となる3位に入った城西大だ。前回4区区間2位、昨年末の富士山女子駅伝で最終6区区間2位の石川苺(3年)や、7月のFISUワールドユニバーシティゲームズでハーフマラソン代表の高橋葵(4年)らが軸。25年ぶりの日本一を目指す。


その他にも、東北福祉大・村山愛美沙(3年)、筑波大・白川朝陽(2年)、帝京科学大・今西紗世(1年)、中央大・浜野光(4年)、順天堂大・田島愛理(3年)、関西大・前田彩花(3年)らも力がある。

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