【巨人】馬場皐輔が戦力外　17年阪神ドラ１右腕、23年現役ドラフトで加入　現役続行に意欲

巨人馬場皐輔投手（30）が戦力外通告を受け、24日にジャイアンツ球場を訪れた。前夜に連絡があり、「来季構想外と言われました。現役続行はしたいと思ってます。家族もいるので、家族と話し合いながらですかね」と説明した。

23年の現役ドラフトで阪神から加入した。阪神との間の移籍は50年の2リーグ制後8件目だった。仙台大（宮城）から17年にドラフト1位指名で入団した剛腕の移籍は、大きな話題となった。

巨人加入後は2年間で出場9試合にとどまった。今季は8登板で防御率3・68、2軍戦では37登板で防御率1・91だった。NPB通算成績は115登板で7勝4敗、防御率3・48としている。

今後はトライアウトも受ける方針。「現役ドラフトで取っていただいて、もっと1軍で投げて貢献したい気持ちはありましたけど、なかなかそうもいかずにこういう形になった。でも、ジャイアンツのユニホーム着られて、いろいろな監督、コーチだったり、ファンの皆さんとかにすごく感謝してます」と語った。