
今年8月、日本航空の機長が宿泊先で飲酒した影響で航空便が最大18時間遅れた問題で、国土交通省は元機長に60日間の航空業務停止の行政処分を行いました。
この問題は、今年8月、日本航空のハワイを出発する便の機長が乗務前に宿泊先で禁止されている飲酒をしていたことがわかり、あわせて3便で最大18時間の遅れが出たものです。
これを受け、国土交通省はきょう、「安全意識の著しい欠如を示す悪質な行為であったと認められる」などとして、元機長に対し、60日間の航空業務停止の行政処分を行いました。
日本航空は9月に男性を懲戒解雇したうえ、▼外部の専門家の視点を取り入れた飲酒リスクを判定する新たな仕組みをつくるほか、▼アルコール対策の見直しを行う専門家委員会を設置するなどといった再発防止策を国に報告しています。
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