20万円「極上」炊飯器、高級ラインを拡充 タイガー魔法瓶

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2025年10月26日 08:20  ITmedia ビジネスオンライン

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タイガー、極上の炊飯器を発売

 タイガー魔法瓶(大阪府門真市)は、タイガー土鍋炊飯器の20年目を機にTIGERリミテッドモデル「土鍋ご泡火(ほうび)炊き JRX-MC型」「土鍋ご泡火炊き JRX-BC型」を120台限定で販売する。公式ECサイトで、11月4日から予約を受け付ける


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 価格は「土鍋ご泡火炊きJRX-BC型」の3.5合炊きが17万円、5.5合炊きが17万5000円、「土鍋ご泡火炊きJRX-MC型」の3.5合炊きが19万5000円、5.5合炊きが20万円。これまでのタイガー魔法瓶の歴史の中で、最も高級な炊飯器(国内)となる。


 タイガー魔法瓶の土鍋炊飯器には、三重県四日市市の伝統工芸品「四日市萬古焼」の土鍋を使用している。土鍋ならではの強い火力と泡立ちによって、ごはんの甘みやうまみ、粒立ちの良さを引き出している。


 土鍋は焼くと約10%縮むため、どうしても誤差が出やすい。しかし、タイガーの土鍋炊飯器の内なべは、気候や湿度に合わせて土の配合を調整し、誤差1ミリ以下の精度で量産しているという。リミテッドモデルでは、職人が手作業で削り、内径の誤差を0.09ミリ以下にまで抑えることで、「道具としての使い心地を追求した」としている。


 炊飯器は、長年の経験を持つ技術者が組み立ての全工程を担当している。米の味に大きく影響する「圧力」は重要なため、1台ずつ専用のチューニング装置で調整し、最適な圧力に仕上げるには最大90分かかる。手作業のため、1日に作れるのは最大2台までとしている。


●職人が手吹きで塗装


 カラーには、ラグジュアリーな質感を表現した「Material Color Series(マテリアルカラーシリーズ)」の「Moon Surface(ムーンサーフェイス)」「Andromeda(アンドロメダ)」「Titan(タイタン)」と、鮮やかな「Bright Color Series(ブライトカラーシリーズ)」の「Aurora White(オーロラホワイト)」「Sunset Red(サンセットレッド)」「Sunrise Yellow(サンライズイエロー)」を採用。


 ロボット塗装に加え、色や部品に応じて職人がスプレーガンを使った“手吹き塗装”を施し、6層の重ね塗りで立体感を生み出している。これまで難しかったステンレスへの着色も可能にし、高級感をさらに高めた。


 同社の炊飯器商品企画担当・辻本篤史氏は「『ごはん』は、日本の食文化の原点であり、その価値が今、見直されている。この製品を通じて、『世界で最もおいしいごはんをご家庭で味わう感動体験』そのものをお届けしたい」とコメントした。



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