タイ、シリキット王太后崩御で服喪期間 観光地は営業継続

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2025年10月27日 17:30  TRAICY

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タイ政府は、シリキット王太后崩御に伴う服喪に関する措置を閣議決定した。

いずれも10月25日から、すべての政府機関や国営企業、教育機関は30日間、国旗を半旗で掲揚する。政府職員や国営企業職員、公務員は1年間、喪服の着用が要請される。一般国民に対しては90日間、黒もしくは地味な色の服装をするよう推奨される。

政府は公式な行事や娯楽イベント、事業運営の中止命令を発出していないものの、主催者には自主的な判断に基づき、イベントの形式を適切に見直すことを推奨している。スコータイ・ロイクラトン&キャンドル・フェスティバル2025、アユタヤ・ロイクラトン祭りは予定通り開催されるものの、一部内容が変更となる。

タイ国政府観光庁が主催する行事は形式が調整され、祝祭的・祝賀的な要素は追って通知があるまで延期されるという。

王宮庁は、葬儀にあたり、10月26日から11月8日まで、王宮とワット・プラ・シー・ラッタナー・サーサダーラーム(ワット・プラ・ケオ)を一時閉鎖する。

高市早苗首相と茂木敏充外相は10月25日、タイのアヌティン・チャーンウィーラクン首相兼内相とシーハサック・プアンゲートゲーオ外相宛に弔意メッセージを発出している。

シリキット王太后は、ワチラロンコーン国王(ラーマ10世)の母で、プミポン国王(ラーマ9世)の妻。

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