日本の美意識とクラフトマンシップから着想、ファインジュエリーブランド「ケッサク」がデビュー
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2025年10月27日 20:01 Fashionsnap.com

写真 日本発のファインジュエリーブランド「ケッサク(KESSAKU)」がデビューした。10月31日から11月7日まで公式サイトでファーストコレクションの一般客向けオンライン受注会を行うほか、今年12月頃から国内外のセレクトショップやギャラリーなどで取り扱いを開始する。
ケッサクは、「エルメス(HERMÈS)」などのヴィンテージジュエリーを取り扱う「ラ グラス ヴィンテージ(LA GRÂCE VINTAGE)」の姉妹ブランドとして誕生。ラ グラス ヴィンテージの代表でバイヤーの林晃雅が、10年間のバイイングを通して培った審美眼と伝統工芸へのリスペクトを背景に、「100年前に生まれたジュエリーが現在まで愛されるように、100年後の未来に残る“傑作”を作りたい」という想いから立ち上げた。同社がオリジナルブランドを手掛けるのは今回が初で、国内だけでなく海外展開も視野に打ち出していくという。
コンセプトには「文化的ミニマリズム」を掲げ、日本の伝統的なデザインや美意識に宿る「静けさ」「構造」「祈り」といった精神性とヨーロッパ的ミニマリズムの感性を融合。ファーストコレクションでは、「しめ縄」「竹」「小紋」など、日本古来の造形を抽象化した3つのシリーズを発表した。リングをはじめ、ブレスレットやネックレス、キーリングなどを揃え、いずれも日本の職人による手仕事で製作。素材は全てシルバー925をベースにしており、一部K14ゴールドとのコンビネーションモデルを受注販売する。価格帯は3万8500〜15万6200円。
◾️ケッサク ファーストコレクションオンライン受注会期間:2025年10月31日(金)20:00〜11月7日(金)23:59公式サイト
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