
フィギュアスケート女子でグランプリ(GP)シリーズ第2戦中国杯銅メダルの渡辺倫果(23=三和建装/法政大)が、次戦でも攻めの姿勢を貫く。
27日、開催地の重慶から成田空港に帰国。ショートプログラム(SP)、フリーで大技トリプルアクセル(3回転半)を計3本投入する構成で表彰台を死守し「自分に勝つことは、今後のスケート人生にも良い影響を与えると確信していた。この大会は自分に勝つことだけを目標にやっていた」と心境を明かした。4位を0・75点差で上回った要因には「大きく注目されるのはトリプルアクセルかもしれませんが、地味なスピンやステップで(4段階評価の)レベルの取りこぼしがないようにやってきた。目立たない面があったからこそ、何とか死守できたと思う」とうなずいた。
次戦はGP第5戦スケートアメリカ(11月14〜16日)となる。来年2月のミラノ・コルティナ五輪の日本女子出場枠は「3」。代表選考に関わるファイナル(12月、名古屋)進出のためには、できる限り上位につけたいところだ。
中国杯フリーでは単発の3回転半で転倒したことを踏まえ「五輪シーズンも攻めの姿勢で、ショート、フリーともにアクセルは3本入れる。次こそは3本全ての成功を目指してやっていきたい」と誓った。
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