トヨタ『ランドクルーザー“FJ”』 (C)ORICON NewS inc. トヨタ自動車は29日、東京ビッグサイトで行われた「Japan Mobility Show 2025」のプレスデー(一般公開10月31日〜11月9日)に、先日21日に世界初公開した『ランドクルーザー“FJ”』を出展。世界各国のメディアが、一目見て、撮影しようと長蛇の列を作った。
【撮り下ろし写真多数】トヨタ『ランドクルーザー“FJ”』 内外装全部見せ 同車は、「もっと多くのお客様にランクルを楽しんでいただきたい」という思いから、人々の生活を支える「信頼性・耐久性・悪路走破性」に、自分らしく楽しむ自由「Freedom&Joy」という新たな価値を提供するモデルとしてシリーズに加わったもの。
エクステリアデザインは、ランクルが受け継いできた伝統とモダンを統合させた内外装デザインと、機能性を追求したパッケージ。サイコロをモチーフとした直方体ボディと角をそぎ落とした面取り構成で、無駄のない強い塊感と楽しさを表現。フロント、リヤともにコーナーバンパーを取り外し可能な分割タイプとすることで、壊れた部分のみ交換可能とし修理性を向上させるとともに、より個性的にランクルを楽しめるカスタマイズへの対応にも配慮している。また、ホイールベースの縮小(“250”シリーズ比−270ミリメートル)により、最小回転半径5.5メートルの取り回しの良さ、オフロードでの機動性を確保し、ランクルに新たな魅力を付与。開発では、オフロード試験にて弱点を徹底的に洗い出し、ランクルネス(信頼性・耐久性・悪路走破性)をつくり込んでいる。
同社のプレスカンファレンス終了後、『ランドクルーザー“FJ”』を多くの人たちが取り囲み、世界各国の言語が飛び交い、運転席の試乗・撮影には、長蛇の列が生まれた。『ランドクルーザー』シリーズは世界的な人気を誇り、日本市場でも「2年、3年待ち」とも言われているなか、“メディア”においても世界的に注目されていることを証明した。
なお同社は、日本での発売について、2026年年央頃を予定と発表している。