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西武が来季の新外国人選手候補として、台湾・統一でプレーする林安可(リン・アンクウ)外野手(28)をリストアップしていることが29日、分かった。
台湾出身の林は左投げ左打ちの大型外野手で、母はアルゼンチン出身。20年にCPBL(中華職業棒球大連盟)で32本塁打、99打点で2冠に輝き、新人王にも選出された。入団7年目の今季は打率3割1分8厘、23本塁打、73打点をマークし、首位打者に輝いた元西武の呉念庭に次いでリーグ打率2位に。24年11月のプレミア12の日本戦ではロッテ横山から東京ドーム右翼席上段へ本塁打を放った。
西武はプロ1年目の渡部聖が今季109試合の出場で12本塁打の活躍を見せ、来季は左翼から三塁へのコンバートが有力だ。またチーム編成上、今季は右打者が多くスタメンに名を連ねた。「左打ちの強打の外野手」である林は球団の補強ポイントに合致する。
野手ではネビン、投手ではウィンゲンター、ラミレスの来季契約延長が早々に決定し、秋季キャンプ参加のボーも契約更新の見込み。流動的となっている右打者のセデーニョ、デービスについては、広池球団本部長は26日に「今後どういう選手が出てくるか。(2人の)全てが大満足かというとそうじゃないかもしれないですけど実力は分かっているので判断しかねている。まだ保留期限もありますし」と話した。林は近日中に海外移籍への希望を公表する見込み。NPB球団間の争奪戦になる可能性もある。
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