【オリックス】岸田監督、コーチ陣１、２軍枠組み撤廃「１、２軍70人で戦えることが一番大事」

オリックスは30日、来季のコーチングスタッフを発表した。コーチ陣の1、2軍の枠組みは2年ぶりに撤廃された。またチームの最年長、平野佳寿投手（41）が投手兼任コーチに就任する。来季の陣容は以下の通り（カッコ内は前職）。

【1軍監督】岸田護

【2軍監督】風岡尚幸（2軍ヘッドコーチ）

【ヘッドコーチ】波留敏夫（2軍監督）

【巡回コーチ】水本勝巳（1軍ヘッドコーチ）

【総合コーチ】斎藤俊雄（戦略コーチ）

【育成チーフコーチ】小林宏

【投手コーチ】厚沢和幸、比嘉幹貴、牧野塁、平井正史

【投手コーチ（選手兼任）】平野佳寿

【打撃コーチ】嶋村一輝、川島慶三、福川将和、高橋信二

【内野守備・走塁コーチ】安達了一、小島脩平

【外野守備・走塁コーチ】松井佑介、由田慎太郎

【バッテリーコーチ兼ディフェンス担当】山崎勝己

【バッテリーコーチ】松井雅人

【育成コーチ】小田裕也、飯田大祐、鈴木昂平

Aクラス復帰の3位で終えた岸田監督就任1年目の人事は、選手兼任コーチとなった平野を除き、新たなコーチは招聘（しょうへい）せず、配置変更のみ。2軍で指揮を執った波瑠敏夫氏がヘッドコーチとなり、同職の水本氏が巡回コーチへ。2軍ヘッドコーチだった風岡氏が、来季からファームで指揮を執る。

再びコーチに1、2軍の枠組みを撤廃したことを福良淳一GMは「（岸田）監督の意向」と明かし、岸田監督は「みんなで協力してできたところもありますし、まだまだやっていかないといけないところも当然ある」と話した。

人事で重きを置いた点を岸田監督は「みんなで共有すること」とし、「1、2軍の（支配下登録）70人でしっかり戦えることが一番大事」と説明した。