【全日本大学駅伝】中大は序盤から実力ランナー配置、2区は吉居駿恭 出雲駅伝の反省踏まえ

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2025年11月01日 20:45  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

取材に応じた中大の藤原監督(撮影・泉光太郎)

2日号砲の大学3大駅伝の第2戦となる全日本大学駅伝の開会式が1日、名古屋市内で行われた。5月の関東地区選考会1位通過の中大・藤原正和監督(44)は「堅実にまずはスタートさせたい」と序盤から実力ランナーを配置した。


1区から順に浜口大和(1年=佐久長聖)−吉居駿恭(4年=仙台育英)−藤田大智(3年=西脇工)−柴田大地(3年=洛南)−三宅悠斗(1年=洛南)−佐藤大介(2年=埼玉栄)−佐藤蓮(3年=仙台育英)−溜池一太(4年=洛南)のオーダーを組んだ。


10位に終わった10月の出雲駅伝では1区首位スタートも、2区浜口がブレーキとなり序盤で大幅ランクダウンを強いられた。反省を踏まえた藤原監督は「出遅れることも考えられるので、その場合は駿恭で4年生力を持ってきた方がいい」と今回の狙いを語る。


さらに補欠で1万メートル27分46秒60の好タイムを持つ本間颯(3年=埼玉栄)と出雲1区トップの岡田開成(2年=洛南)を起用するプランも明かし、「1、2区でしっかりと先手を打ちたい」と青写真を描く。


アンカーには今季1万メートル学生トップの溜池も控える。「(7区までに)トントンで来てくれたら一番いいかなと。本当に『ヨーイ、ドン』で勝負できたら一番面白いんじゃないですかね」と、駒大の山川拓馬(4年)もいる8区での終盤勝負を熱望した。【泉光太郎】


◆全日本大学駅伝 8区間(106・8キロ)を舞台に、全国8地区の代表25校と日本学連選抜、東海学連選抜の計27チームで争われる。レース当日のメンバー変更は最大3人で、午前6時10分から同6時30分までが期限となる。

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