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<フィギュアスケート:全日本選手権予選会>◇1日◇第1日◇滋賀・木下カンセーアイスアリーナ◇アイスダンス・リズムダンス(RD)
女子シングルで4大陸選手権と全日本選手権優勝2度を誇る紀平梨花(23=トヨタ自動車)が、アイスダンスデビューした。
かねてアイスダンサーとして国際大会出場経験を持つ西山真瑚(しんご、23=オリエンタルバイオ)との“りかしん”で初めて競技会に出場。59・61点をマークし、2位発進となった。67・19点で首位の櫛田育良(木下アカデミー)島田高志郎(木下グループ)組とは7・58点差につけた。
冒頭ではツイズル(多回転の片足ターン)を組み込み、後半ではリフトも披露した。紀平は「出られたことが、まず奇跡だと思っている。これが自分たちの実力ではないと思っているので、ここからスタートと思って頑張っていって、その中で成績がついてきたら、うれしいなと思います」と振り返った。
シングルスケーターとして五輪(オリンピック)を目指してきた紀平だが、21年に右足距骨を疲労骨折。翌22年に1度は復帰したが、右足の治療優先で23年から2季連続で競技会を全休し、今季も全日本選手権の予選会となる中部選手権欠場を発表していた。
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パートナーの西山は田中梓沙とのカップル“あずしん”を解消。紀平とは同じカナダが拠点だったこともあり、8月に2人で初めて滑った。10月に新カップルを結成を発表し、紀平は「これまでのシングルの人生からは考えてもいなかった形。ワクワクする大きなチャレンジ」と待ちわびていた。【松本航】
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