ドジャース、激闘制し球団初のWS連覇 山本由伸が異例の連投でスーパー救援&今シリーズ3勝目!

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2025年11月02日 13:24  ベースボールキング

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ベースボールキング

無失点リリーフで試合を締め胴上げ投手となった山本由伸
ワールドシリーズ第7戦
● ブルージェイズ 4 − 5 ドジャース ○
<現地時間11月1日 ロジャース・センター>



 ワールドシリーズ(WS)第7戦が1日(日本時間2日)に行われ、延長11回の激闘を制したドジャースが対戦成績を4勝3敗とし、球団初となるWS連覇を成し遂げた。9回途中から救援登板し、2回2/3を無失点に抑えた山本由伸投手(27)は今シリーズ3勝目をマーク。「1番・投手兼指名打者」でフル出場した大谷翔平選手(31)は3回5安打3失点で降板したものの、打撃では2安打1四球で3出塁をマークした。



 ドジャースは3−4と1点ビハインドで迎えた9回表、9番・ロハスが起死回生の左越えソロを放ち同点。9回裏は、8回から救援登板しているスネルが一死一、二塁のピンチを作り降板したが、前日の第6戦で6回1失点と好投した山本が救援で今シリーズ3度目の登板。最初に対峙した6番・カークに死球を与え一死満塁となったが、続くバーショーを二ゴロに仕留め本塁封殺。最後は8番・クレメントを中飛に仕留めサヨナラの大ピンチを脱した。



 山本は延長戦も続投し10回はテンポ良く3者凡退。1点リードに変わった11回は一死一、三塁のピンチを招いたが、最後はカークを遊ゴロ併殺に仕留め胴上げ投手となった。



 大谷は7回途中4失点でWS初黒星を喫した10月28日(同29日)の第4戦から中3日での先発登板。初回は一死一塁で3番・ゲレロJr.を三振併殺に仕留めるなど結果3人斬り。2回は四球と2安打で二死満塁のピンチを招いたが、9番・ヒメネスを空振り三振に仕留め雄叫びを上げた。



 3回は先頭のスプリンガーに2打席連続となる左前打を許すと、犠打と暴投で一死三塁のピンチ。続くゲレロJr.は申告敬遠で一死一、三塁となったあと、4番・ビシェットに初球の甘く入ったスライダーを左中間席に運ばれ両手を膝につきガックリとうなだれた。



 ここでロバーツ監督がベンチを出て、大谷は2回1/3で51球、5安打3失点、3奪三振2四球の内容で降板。WS初勝利の権利は得られず、今ポストシーズンの防御率は4.43となった。



 打席では初回、先頭でブルージェイズ先発・シャーザーから中前打を放つも先制点にはつながらず。二死無走者だった3回の第2打席は左飛に倒れた。降板後も「1番・指名打者」として出場を続け、2点を追う5回の第3打席は一死一塁で2番手右腕・バーランドから右前適時打を放ち好機を演出した。



 2−4で迎えた7回の第4打席は、先頭で4番手のイェサベージと対戦し四球。この試合3度目の出塁でチャンスメイクするも、ここも得点にはつながらなかった。9回の第5打席は左飛、11回の第6打席は二ゴロに倒れ、打席では5打数2安打、1四球の結果だった。



 ドジャースは終盤まで劣勢も、9回表にロハスが起死回生の同点弾。延長11回は2番・スミスが決勝の左越えソロを放った。勝利投手は2回2/3を無失点に抑えた山本。背番号18はこれで、9回1失点で完投した第2戦、6回1失点で2勝目を挙げた第6戦に続き、今シリーズ3勝目を手にした。

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  • ドジャースおめでとうございます��� 山本投手はまさに異次元だわ!
    • イイネ!23
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