
今日5日午前9時現在、台風25号が発生中。今後西よりへ進み、日本へ直接の影響はなさそうです。さらにカロリン諸島には新たな熱帯低気圧があり、今後台風に発達する見込み。過去には11月に6個の台風が発生したこともあり、まだまだ台風の発生に油断できません。
台風25号は西へ 日本へ直接の影響はなし

1日に発生した台風25号は、今日5日午前9時現在、南シナ海を強い勢力で1時間に20キロの速さで西北西に進んでいます。中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は毎秒35メートルです。
台風25号は明日6日には非常に強い勢力に発達し、南シナ海をさらに西へ進むでしょう。7日にはラオスへ、8日にはタイへ進み、熱帯低気圧に変わる見込みです。日本への直接的な影響はない見込みです。
過去には11月に6個発生した年も

台風の発生数は、平年で年間で25.1個。そのうち、月別にみると、8月が5.7個と最も多く、次いで9月が5.0個となっています。そして10月は3.4個、11月は2.2個と徐々に少なくなっていきます。しかし、2019年には11月に6個の台風が発生したこともあります。
昨年(2024年)の11月には4個の台風が発生し、11月に4つの台風が存在する期間もありました。同時に4つの台風が存在するのは、2017年7月23日以来、7年ぶりのことで、11月としては統計開始以来、初めてのことでした。
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カロリン諸島に熱帯低気圧が発生 まもなく台風へ発達見込み
この11月も台風の発生は1個にとどまらないでしょう。今日5日午前9時現在、日本のはるか南のカロリン諸島には、新たな熱帯低気圧が発生しており、まもなく台風へ発達する見込みです。その後、マリアナ諸島を北西へ進み、さらにフィリピンの東を西よりに進むでしょう。熱帯低気圧が台風に発達した後もさらに発達を続ける見込みです。今後の進路は、予測モデルによってばらつきがあるため、最新の台風情報にご注意ください。
