
くまもと再春館製薬所バドミントン部は5日、女子の松山奈未(27)が緑川大輝(25=NTT東日本)との新ペアで混合ダブルスに本格転向すると発表した。初の実戦は、12月の全日本総合選手権(24〜30日、京王アリーナTOKYO)を予定している。
松山は14年から志田千陽と女子ダブルスを組み、「シダマツ」の愛称で活躍。24年パリオリンピック(五輪)では初出場で銅メダルを獲得した。その後は2人の間でモチベーションに差が生じ、過去最高の銅メダルをつかんだ8月の世界選手権をもってペアを解消。志田が五十嵐有紗(旧姓東野)と女子ダブルスを継続する一方で、松山は混合ダブルス転向を示唆しつつも、具体的な方向性については明言していなかった。
所属先を通じ「この決断に至るまで、会社をはじめ、スタッフ・コーチの皆様、そして応援してくださるファンの皆様に支えていただきました。心より感謝しております。ペアとしての活動開始は、全日本総合バドミントン選手権大会に出場予定となっております。コートに立てる喜びを、プレーで表現できるよう、全力を尽くしてまいります。今後とも変わらぬご声援のほど、よろしくお願いします」などとコメントを寄せた。
緑川はかねて混合ダブルスで活躍し、今夏の世界選手権では斎藤夏(BIPROGY)との「ミドサイ」ペアで8強に進出。近年は男子ダブルスでも国際大会に出場している。
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