れいわ・山川議員巡る訴訟で和解=市長時代、職員へのパワハラで―那覇地裁
23
2025年11月05日 18:02 時事通信社

沖縄県豊見城市長だったれいわ新選組の山川仁衆院議員=比例九州=らからパワーハラスメントを受けたなどとして、市職員3人が市に600万円余りの損害賠償を求めた訴訟は、那覇地裁(片瀬亮裁判長)で5日までに和解が成立した。4日付。原告側の代理人弁護士によると、山川氏らが3人を含む市職員に謝罪する一方、原告側は市への賠償請求を放棄した。
同弁護士によると、和解条項では、山川氏が指導の際に机をたたくなどしたことを謝罪。当時副市長だった県政策調整監の小川和美氏も、3人への人事評価が不適切な事務処理に基づくものだったと認めた。
徳元次人・現市長は4日、3人に謝罪した上で、「和解を新たな出発点と捉え、市役所全体でハラスメントの根絶に徹底して取り組む」などとするコメントを出した。
Copyright(C) 2025 Jiji Press, Ltd. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。