画像提供:マイナビニュース 食でココロつなげるセカイをつくる“フードコミュニケーションカンパニー"ノンピはこのほど、コスモエネルギーホールディングスの新オフィスにて、社内多目的エリア「COSMO CONNECT PARK」内カフェの運営を開始した。
同カフェは2025年夏のオフィス移転にあわせてオープン。カフェタイムに加えバー営業も行い、食と空間を通じて「部署や会社の垣根を越えた交流が自然と生まれるオフィス」を目指している。
○オフィスで重視する機能に「コミュニケーションスペース」が76.3%で1位
柔軟かつ多様な働き方が推進され、リモートワークでの勤務も可能となった昨今、改めてオフィスの意義が見直され、オフィスに求められる役割や機能にも変化が生じている。
月間総務の調査によると、オフィスの役割は「社内コミュニケーションの場」や「チームで作業をする場」と捉えている人が7割以上にのぼり、オフィスで重視する機能として、1人で集中できるスペースや自席などを押さえて「コミュニケーションスペース」が76.3%で第1位となっている。
単なる作業場に留まることなく、社員同士が交流できる環境を整えることがオフィスに求められている。
○社員の働き方とオフィス環境を刷新
コスモエネルギーグループでは、社員の柔軟な働き方を推進する制度が整っている一方、オフィス環境においては従来型の固定席オフィスで、社員同士が気軽に集える・交流できるスペースが確保できていない状況があった。
同社は今回の新オフィス移転に伴い、「本社移転プロジェクトグループ」を発足し、仕事内容や目的に応じて自由に働く場所を選べるABW(Activity Based Working)の導入や、WELL認証の基準に合わせたオフィス環境の整備などを推進。そのプロジェクトの一環として、カフェカウンター併設の社内多目的エリアをオープンした。
○《COSMO CONNECT PARK 概要》
名称:COSMO CONNECT PARK
場所:コスモエネルギーホールディングス オフィス内
所在地:〒104-0031 東京都中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING 14F
形態:カフェ(カフェタイム/バータイム)
営業時間:カフェ 8:00〜17:30、バー 17:30〜20:00(バー営業は水・木・金のみ)
※従業員および関係者のみ利用可能。一般利用不可。
○担当者のコメント - 法務総務部 本社移転プロジェクトグループ 石井由香子氏/山崎裕子氏
・社内カフェテリアの運営をノンピにした決め手
きっかけは、ノンピのカフェテリアを導入していた企業様からのご紹介でした。
ノンピは企業内カフェテリアの運営実績が豊富で、単に飲食を提供するだけでなく、空間全体をプロデュースできる点に魅力を感じました。特に、社員同士の交流を促す多目的エリアとしての機能を重視していた私たちにとって、“食を通じて人がつながる空間づくり"に強みを持つノンピは最適なパートナーだと感じ、運営をお願いすることにしました。
・健康経営と社員のウェルビーイングを意識したメニューと空間作り
オフィス全体で WELL認証 の取得を目指しており、カフェテリアも単なる飲食の場にとどまらず、心身のリフレッシュやウェルビーイングを実現する拠点となるようにしています。通常のコーヒーやサンドイッチなどのカフェメニューに加え、グリーン・ミックスベリー・バナナソイの3種類のスムージーや、有機野菜を100%使用したサラダなどの“ウェルメニュー"をオリジナルで追加し、社員が果物や野菜を手軽に摂取できるようにしました。また、健康補助食品も商品ラインナップに加えるなど、社員の健康面をサポートできる環境を整えています。
カフェテリア内の空間デザインは会社の中期経営計画のスローガンである「Oil & New」に合わせて演出しています。「Oil」を表現したカフェ提供スペース側は、製油所の装置をモチーフにした配管のデザインや、スケルトン天井を採用しました。カフェテリア奥の来客用エリア側では、やわらかいパステル色のインテリアや、リアルとフェイクを組み合わせたグリーンを増やし、グラデーションのようにだんだんと「New」へと繋がっていくデザインになっています。オフィス全体で統一感を保ちながらも、執務室とは異なるリラックス感のある雰囲気を実現し、心地よく過ごせる環境を目指しました。また、ジム用品を設置したスペースも設けており、社員の健康増進にも寄与しています。
・利用者同士が繋がる“マグネットスペース"として好評の声
各部署から1人ずつ、本社移転プロジェクトの“アンバサダー"を選出してもらい、会社全体でプロジェクトを盛り上げてきたのですが、オープン前にアンバサダーを始めとする社員でドリンクメニューを試飲し、投票を行いました。投票で一番人気の高かったコスモレッド・ノヴァ・ミルクは通常メニューに加えられ、オープン後の売上も好調です。自分たちで作り上げた新しいオフィス、新しい多目的エリア内カフェに親しみを感じ、より楽しみに感じてもらえていると思います。
オープンから1カ月が経ち、社員からは「ここでコーヒーを一杯飲みながら作業をすると気分転換になる」「いろんな人と会話をする機会が増えた」などといった声が寄せられています。特に大きな変化は、部署や会社を超えた交流が生まれていることです。カフェカウンターで飲み物を買う際にばったり出会い、そのままちょっと座って話すきっかけになったり、サンドイッチの出来上がりを待つ間に話が広がったりしている様子も見られ、まさにCONNECT=繋ぐという意味を体現するような“マグネットスペース"として、社員の交流とアイデアが生まれているように感じます。
・今後の展望
現在は、懇親会や納会など部署単位のイベントでもCOSMO CONNECT PARKが積極的に活用されています。9月からはバー営業も開始し、就業後に“軽く一杯"を楽しみながら会話を交わす新しい習慣も生まれつつあります。複数の会社・部署が同じオフィスに集まっているという“ホールディングス"ならではの特性も活かし、COSMO CONNECT PARKがその垣根を越えたコミュニケーションハブになることを今後も期待しています。(エボル)