次第に大きくなったBGMが止まり、オープニング映像からロケットが発射するような効果音とスクリーンの映像が鮮烈な印象を与える。約2万人で満員となった会場のセンターステージ上空にあるLEDから、本ツアーのテーマカラーになっている黄色と黒を基調としたクールな衣装で5人が降臨した。同ツアーを象徴するような5人歌唱のラップ曲『Entrance 6』で開幕。大野雄大が「楽しむ準備はできてるか〜!」、花村想太が「腹から声出せ!」と煽り『BACK TO BACK』『SiX』『FAKESHOW』と、バンドと掛け合わされたDa-iCEらしい激しいダンスチューンで一気にボルテージを上げると、岩岡徹と和田颯が制作に携わり、デジタルシングルとしては初となる5人歌唱の新曲『Monster』(10月22日リリース)で6面(Da-iCEのファンの総称)の目線を釘付けにした。
Amazon Originalドラマ『【推しの子】』第3話主題歌『オレンジユース』では演劇の世界観を取り入れた振付で楽しませたかと思うと、スタンドマイクを使ったOfficial髭男dism・藤原聡提供の『FAKE ME FAKE ME OUT』、音源にはない冒頭の「ねぇ」を首を傾げながら挑発的な表情を見せる岩岡徹がささやく『Black and White』では、長年活動しているグループだからこそ魅せられる色気を放出した。
ヒット曲『CITRUS』まで彼らのパフォーマンスに6面が酔いしれていた空気と打って変わってMCコーナーで一気に雰囲気を和ませると、この夏の音楽フェス出演時にも観客の心を躍らせた『Clap and Clap』『スターマイン』『DREAMIN’ON』『ノンフィクションズ』でフィナーレへ。『DREAMIN’ON』の前には花村が「今日Da-iCEを初めて観に来てくれた人もいつもDa-iCEを応援してくれている人もホンマにホンマにありがとうな!今日ここにいるあなたのおかげでこの会場2万人は埋まっています。本当にあなたが来なければこの会場が埋まることはなかったから!」と感謝の気持ちを、「2025夏の高校野球応援ソング/熱闘甲子園テーマソング」となった『ノンフィクションズ』の前には、花村が「最高の歌を届けて帰ろうと思うんですけどいいですか〜!Da-iCEメンバー全員で200%超えて1000%超えていこうか!むしろ2000%も超えていこうか!さいたまスーパーアリーナかかってこいや!」と力強い言葉を投げかけ、本編を締めくくった。
まだまだ彼らのパフォーマンスを観ていたいと叫ぶ6面の「Da-iCE!Da-iCE!」の声に応え、5人がツアーグッズを各々リメイクしたスタイリッシュな服装で再登場。5人全員の歌の掛け合いが心に残るバラード曲『サンクチュアリ』を披露した後のMCでは、アルバム『TERMiNaL』を2026年1月14日に発売することを発表した。このアルバムを引っ提げ、すでに発表されている来年1月から6年連続となる10都市20公演規模での全国アリーナツアー「Da-iCE ARENA TOUR 2026 -TERMiNaL-」を開催することとなる。工藤が「ツアーと同時進行で新曲いっぱい作っていてあんま言えないけど」、花村が「音源の時点で初の試みがあるっていうのはやばいですね」と新アルバムの内容を匂わせ、期待感を高めていた。ラストの楽曲として定番化している『Live goes on』はライブが終わっても6面を楽しませると誓い、6面との絆は変わらないと信じさせてくれる。花村が放った「皆さんと素敵な時間を過ごし、いつの日かドームに行けたらいいなと思っています」「年末も頑張りたいな」という切実な思いが実ることを祈るばかりだ。(modelpress編集部)
◆ 「Da-iCE ARENA TOUR 2025 -EntranCE-」セットリスト
M1 Entrance 6
M2 BACK TO BACK
M3 SiX
M4 FAKESHOW
M5 Monster
M6 I wonder
M7 Tasty Beating Sound
M8 オレンジユース
M9 FAKE ME FAKE ME OUT
M10 Black and White
M11 Love Song
M12 image
M13 ダンデライオン
M14 CITRUS
MC
M15 Clap and Clap
M16 スターマイン
M17 DREAMIN’ON
M18 ノンフィクションズ