
会社からの評価に、納得いかないと感じたことがある人も多いだろう。投稿を寄せた50代女性(事務・管理)も、理不尽な評価に絶望した。
女性の職場では半年に1度、「半期の目標と結果に対して評価される」システムだ。しかし、目標を達成しても、正当な評価を受けられないという。一体、どのような実態なのだろうか。(文:境井佑茉)
「仕事をすれば、悪評価」
女性によれば客観的にも貢献度が分かる、「数字の目標」を達成しても、理不尽なマイナス評価を押し付けられるという。
「他人のミスを己のフォローミスが原因とケチをつけたり、お盆に仕事を進めて、周囲とぺースが合わせられなかったなど、悪口三昧です」
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女性は「数字を上げるために、急いだ」と、意欲が見える姿勢で主張するも、返ってきたのはこんな返答だった。
「何をそんなに急いでいるのだ?」
これには女性も「トロい上司なんだと呆れかえりました」と本音を漏らした。この一件で、上司との価値観が大きく違っていることを痛感したようだ。
「一度きりの人生、いつまでも若く全力投球できるわけじゃないのに、評価面談から明らかになるあまりの価値観の違いに、『仕事をすれば、悪評価』という結論に至りました」
その結果、「何もしない」ことにした女性。「仕事をせずとも給料をもらえる稀有な会社に入ってしまい、喜んでばかりもいられない複雑な気持ち」と書いている。
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現在は、「業務中は耳栓」、「定時退社の毎日」だそう。もはや“静かな退職”状態だろう。成果を出しても正しく評価されないという状況は、社員の意欲を大きく削ぐことになる。
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