
■FIFA U-17ワールドカップ 決勝トーナメント2回戦(19日、カタール)
FIFA U-17ワールドカップ決勝トーナメント2回戦でU-17日本代表はU-17北朝鮮代表と対戦し、PK戦で日本は全員成功させて5-4で勝利。6大会ぶりにベスト8進出を決めた。前半4分にマギージェラニー蓮(16)が先制ゴールを奪ったが、後半22分に追いつかれて1対1でPK戦へ。北朝鮮は1人が失敗、日本は全員がゴールを決めて、苦しみながらもベスト8進出を決めた。
北朝鮮はグループリーグ1勝1敗1分の3位で決勝トーナメントに進出、1回戦ではグループE首位突破のベネズエラをエース・キム ユジンの2ゴールで撃破してきた。日本のスタメンはGK村松秀司(17)、DFは 藤田明日翔(16)、元砂 晏翔仁 ウデンバ(16)、メンディーサイモン友(16)、MFは竹野楓太(17)、 小林志紋(17)、川本大善(17)、和田武士(16)、瀬口大翔(17)、FWは吉田湊海(17)、マギージェラニー蓮(16)と南アフリカ戦から4人変更した。
試合開始前のハイタッチでは北朝鮮の選手はグータッチではなく勢いよく叩いてくる気合の入りよう。日本は前半4分、風下からの攻めとなったが、左サイドの瀬口のクロスにフリーとなったマギーがキーパーの動きをよく見て、ヘディングで流し込み先制点を奪った。
北朝鮮は風上を利用し、早い縦パスで日本陣内に攻めてきたが、落ち着いて攻撃を封じて、決定機を作らせなかった。北朝鮮は22分にロングスローでゴール前に入れると、前線の選手が落として、後ろからボレーシュートを狙ったが、ゴール上に外した。
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27分には日本はゴール前で北朝鮮にワンタッチパスを繋がれて、ペナルティエリア内に進入されると、元砂が相手を倒してしまいファウル、PKを取られてしまった。北朝鮮は今大会4ゴールで2本のPKを成功させているキム ユジン、ここでキャプテンのキーパー・村松はスーパーセーブ、日本のゴールマウスを守り切った。
前半の終盤は防戦一方となった日本だが、1対0で折り返した。後半に入っても北朝鮮ペースは変わらず、日本はセカンドボールを拾えず攻撃が組み立てられない。
後半10分には浅田大翔(17)と 野口蓮斗(17)を投入して流れを変えようとした。しかし、14分には自陣でミスすると、北朝鮮に奪われて、ピンチを迎えたが、キーパー村松が判断良く飛び出して、ここでも好セーブで日本は助けられた。
22分には日本ディフェンスの足が止まり、北朝鮮のダイレクトパスについていけず、ついにゴールを割られて1対1の同点に追いつかれてしまった。
36分には途中出場の平島から浅田に縦パスが出たが、北朝鮮ディフェンスに挟まれてチャンスを生かせず。1対1と90分で決着が付かずにPK戦へ。北朝鮮は1人が失敗、日本は5人全員がゴールを決めて、6大会ぶりにベスト8進出を決めた。
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