(出典:ニッセイプラス少額短期保険、以下同) 日本生命保険相互会社の子会社、ニッセイプラス少額短期保険は11月18日、ケガや病気などのやむを得ない理由で観劇をキャンセルした場合にチケット代を補償する「チケット保険」の販売を始めた。チケットの適正な流通を促進させる狙い。劇団四季と松竹の直接販売チケットが対象になる。
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正式名称は「快適生活応援保険(キャンセル費用補償特約付帯)」。3つのプランがあり、「べーシックプラン」ではケガ、病気、交通遅延などで観劇をキャンセルした場合にチケット代を100%補償する。「家族プラン」や「グループプラン」では、家族の病気などでもチケット代を補償する。
保険料はチケット総額の5%から。例えばチケット1万円の劇を3人で見る場合(総額3万円)は1人1500円(ベーシックプラン)から。なお、事前に行けないことが分かり、公式リセールサイトなどで売買が成立した場合には保険料を全額返金する。
松竹は11月18日から、劇団四季は2026年1月をめどに対応する。松竹の場合、公式サイト「チケットWeb松竹」「チケットホン松竹」でチケット購入者が保険に加入できる。申し込みはチケット購入から7日間で、直前(公演日から7日以内)の保険加入はできない。また対象外の公演もあるとしている。