復帰戦でアシストも記録した伊藤洋輝 [写真]=Getty Images バイエルンに所属する日本代表DF伊藤洋輝が、待望の戦列復帰を果たした。
現在26歳の伊藤は、2024年夏にシュトゥットガルトからバイエルンに加入したが、昨年7月末のプレシーズンマッチで右足の中足骨骨折に見舞われると、昨年11月の再手術を経て、今年2月に新天地デビューを果たしたが、公式戦8試合に出場した後、3月には再び右足の中足骨骨折によって戦線離脱を余儀なくされていた。
この負傷の影響で今季もここまで出場機会のなかった伊藤だが、17日に行われたトレーニングでは3月の負傷離脱後初めてフルメニューをこなしたことが明らかになっており、今月中にも実戦に復帰することが期待されていた。
そんななか、22日に行われたブンデスリーガ第11節のフライブルク戦で伊藤は今季初のベンチ入りとなると、5−2でリードして迎えた83分から途中出場して約8カ月ぶりに戦列復帰を果たした。直後の84分には右サイドのミカエル・オリーズに正確なロングパスを届け、オリーズがカットインからダメ押しゴールを挙げたことで、伊藤は復帰戦でアシストも記録し、6−2で逆転勝利したチームに貢献した。
待望の復帰を果たした伊藤は試合後に自身の公式インスタグラムを更新し、「この238日間、すべてはこの瞬間のためでした。僕にとって本当に特別な日になりました。支えてくださった皆さんに心から感謝しています」と綴っている。
【ハイライト動画】238日ぶり復帰の伊藤洋輝がアシスト記録!