この冬は本格ロイヤルミルクティーをおうちで作ろう!憧れの英国紅茶専門店「ロンドンティールーム」公式レシピを参考に挑戦してみた

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2025年11月23日 23:30  Pouch[ポーチ]

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秋、年々短くなってません? すっかり肌寒くなってしまいました。この季節になると恋しくなるのが、あたたか〜いミルクティー。中でも濃厚な味わいのロイヤルミルクティーは格別っ。

実は大阪にある英国紅茶専門店「ロンドンティールーム」が、ロイヤルミルクティーの公式レシピを公開しているんです。

自宅でも本格的な煮込み式ロイヤルミルクティーが作れるとのことで、レシピ動画を参考に実際に作ってみました。

【6人前、作りますよ…!】

参考にしたのは「【英国紅茶専門店】ロンドンティールーム」の公式Xによる2024年11月15日のポスト。

同店のスタッフさんは、休日にあたたかいロイヤルミルクティーを作って寒さをしのぐことが習慣になっているのだそう。

Xに添付された動画を参考に作ってみることにしたのですが、なんと紹介されている分量は6人前

や、うち2人家族だし……と日和る気持ちはあったのですが、なんでもこの分量がいちばん味が安定して作れるのだそう。よーし、じゃあいっちょ作ってみますか!

【事前の用意をしっかりと】

動画を確認したところ、事前にそろえて置いたほうがいいツールや材料があったのでまずはそれについてご紹介します。

▼材料

・ロンドンティールームが販売するロイヤルミルクティー専用茶葉
・乳脂肪分4.0以上のミルク(調整されたものでもOK)


茶葉については言わずもがなですが、ミルクについて。最初、家にある牛乳を使えばよいかと思っていたのですが、動画を見てみるとしっかり「乳脂肪分」について書かれていました。

せっかくレシピ通りに作るなら、ここはサボってはいけないので別途購入。ちなみに動画内では乳脂肪分を調整した “乳飲料” が使われていたので、牛乳にこだわる必要はなさそう。

▼道具

・深めの片手鍋+2リットルほどの容量の容器2つ
・計量カップ
・大きい茶こしと目のこまかい小さい茶こし(いずれも一重網)
・キャディスプーン、なければキッチンスケール
・キッチンタイマー(スマホのアプリ等でも可)

ミルクティーを2回に分けて濾す必要があることから「作る鍋」「1回目に濾すときに使う容器」「2回目に濾して保存する容器」と計3つの器が必要になります。計量カップはお湯を計る際に使用。

我が家には2リットルサイズの容器がなかったため深めの片手鍋2つ+5杯分入るコーヒーポットを用意、あふれる分はすぐ飲む分として直接カップに注ぎ入れることで対応しました。
また動画内では、茶こしについて「大/小 各1個ずつ」と書かれているのですが、何度動画を見てもでっかいザルに見えるというか、このサイズの茶こしはどう考えても業務用のお店でないと買えなさそうなので持ち手つきのザルを購入。


自宅にある茶こしが二重網だったのですが、必ず一重網を使うとのことで小さい茶こしも別途購入しています。いずれも100均で調達。

茶葉についてはキャディスプーンに超山盛りで6杯使うのですが、26gと記載されていたので私はスケールで重さを量りました。タイマーについても、煮込み時間や蒸らし時間の管理に必要です。

【鍋につきっきりの感じが楽しい】

さて、実際の手順はとてもシンプル。最初から最後まで強火で煮込むのがコツだそう。

1. 沸騰したお湯に茶葉を入れる
2. 茶葉を入れて10分経ったら牛乳を入れる
3. 吹きこぼれる寸前で火を止める
4. 5〜10分蒸らす
5. 茶葉を2度濾す

作る際のポイントは以下のとおり。

・茶葉は必ず、お湯が沸騰してから入れる
・1回目より網目の細かい茶こしでもう1度濾す
・濾した茶葉を押して絞りだすのはNG!

作っている最中は、牛乳を入れるタイミングを確認したくても全然目視できない茶葉の暴れっぷりだったり、牛乳が吹きこぼれる直前を見極める必要があったりと、結構緊張感がありました(笑)。
でも、鍋につきっきりでロイヤルミルクティーを煮込んでいる時間そのものがなんだか贅沢で、これが寒い季節の習慣になるのもうなずける感じ。

出来上がったロイヤルミルクティーを濾すときは、こぼしませんように……!とこれまたドキドキでしたが、カップに移したあと、目で見ても分かるレベルの濃厚な仕上がりに「うわぁ〜、これこれぇ〜っ!」となりました。

【まろやかなおいしさに感激♡】

できあがったロイヤルミルクティーは、ミルクの中に紅茶の香り、旨味、そして程よい渋みが全部溶け込んでいてとってもまろやか……! 家で作ったと思えない、濃厚なおいしさに感激。

まあるくコーティングされた味わいはなんだかキャンディーのよう。スパイスを加えてもはちみつを加えても、茶葉本来の風味を損なわずにおいしくなるんだろうなと想像がつきます。
せっかくなので夫にもおすそわけしたのですが「脂肪分の強いミルクを使う理由がわかる味がするね」とめちゃくちゃツウっぽい感想をくれました。敬意をもって、ここに丸パクリで引用させていただきます。

ちなみに、後片付けはめちゃ大変!(笑) 鍋にこびりついた茶葉とミルクのお焦げの掃除や茶こしの洗浄など作るときから飲んだあとまで手間はかかりますが、その甲斐は十二分にあるおいしさでした。

【冬の「手仕事」としてもいいかも】

このレシピでロイヤルミルクティーを作れたら、冬のあったかい手仕事として寒さも楽しみのひとつになりそう。詳しいレシピの分量や手順については、公式の動画を参照してくださいね。


なお「ロンドンティールーム」の公式オンラインショップには、煮込み式ロイヤルミルクティーの1人前/2人前の分量がちゃんと記載されています。6人前はハードルが高いな、という方もぜひ挑戦してみてください♪

参考リンク:X@londontearoom_、ロンドンティールーム、楽天市場
執筆・撮影:森本マリ
Photo:(c)Pouch

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  • ロイヤルミルクティーはイギリスの家庭的なミルクティーをモデルに日本で作られたと知ってビックリしたわ。イギリス王室と何の関係もなかったのね。
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