
職場の上司と部下がLINEで繋がるのはありなのか。LINEは便利な反面、使い方を一歩間違えれば部下のストレス源となる。
投稿を寄せた50代女性(事務・管理)は“上司とLINE交換すること”について、過去の苦い経験から「ナシ」派だ。以前の職場での出来事をこう振り返る。
「過去、定時以降、LINEでさんざん愚痴や文句が流れてきたので、今の上司には電話番号も教えてません」
業務連絡ならまだしも、プライベートな時間に上司の感情の掃き溜めにされてはたまらない。(文:篠原みつき)
「そのLINE を既読してもしなくても、翌朝文句を言われてました」
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しかも、タチが悪いのはその翌日だったという。
「そのLINE を既読してもしなくても、翌朝文句を言われてました。その時、LINE交換したことをすごく後悔しました」
読めばストレス、読まなければ文句を言われる。これでは逃げ場がない。女性が現在の上司に対して、LINEはおろか電話番号すら教えたくないと警戒するのも無理はないだろう。
「緊急の時に対応してもらえる」メリットも
一方で、「直属で信用のできる社員なら交換してもいい」と考える人もいる。埼玉県の40代女性(エンジニア/機械・電気・電子・半導体・制御)は、緊急時の連絡ツールとしての利便性を挙げた。
「家で身内の入院や不幸などで、電話で連絡できない時にLINEがあって良かったと思う。LINEで今後の必要書類など写真送って確認することができたから」
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電話ができない状況下での連絡や、画像の共有など、LINEならではのメリットは確かに大きい。ただし、女性もこう釘を刺すことを忘れなかった。
「でも基本は信用出来ない人は、上司でも電話番号すら交換したくはない」
結局のところ、ツールの便利さ以前に、相手と信頼関係が築けているかどうかが一番の判断基準になるようだ。
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