便利な時代になり、スマートフォンの普及率はNTTドコモ モバイル社会研究所によると2025年には98.0％とのこと。YouTubeやtiktok、Instagram等で健康情報を取り入れている方も多いのではないでしょうか？
かくいう僕も院関連のSNSフォロワー８万人弱の情報発信者になります、先月も100万再生越え動画もあり、見てくれる人が非常に増えてきていることを感じますが、そんな僕が発信者側と見る側の両方の目線でセルフケア動画選びのコツを今回はお伝えしていきます。
◆「動画作成側が思ういい動画」と「視聴者側のいい動画」のズレ
この大SNS時代、正直ただまじめに編集もされていないけど内容が細かくて症状改善しやすい動画を作っても殆ど再生されません。
前提として集客をしたい、再生報酬が欲しい、知名度を上げたい等の目的があって発信している方が殆どだと思うので情報受け取る側もSNS媒体の特徴から把握していると受け取りやすくなります。
たとえば、tiktokでお話すると再生報酬が発生するのはフォロワー数1万人以上で動画の長さが１分以上、おすすめ経由で再生されて最低でも数秒間は視聴された「有効視聴数」のみが再生報酬になり、単価も有効視聴数一再生あたり0.03〜0.06円程度と言われています
そのため、常におすすめに乗り、数秒再生してもらえる様に動画を作るわけです、なので本当は筋肉の起始停止や支配神経の話など本質的な話をしたくても、再生されないからしないという実情があります。視聴者側はそれを踏まえて以下の点を意識して動画検索してみましょう。
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誰でも情報発信できる時代だからこそ無資格者でも「それっぽい動画」を作っている場合があります。しかし、整形外科医、柔道整復師、理学療法士などの何千件、何万件の施術実績があり、解剖学や運動学が国家試験科目に入っている有資格者のほうが発信内容に信憑性があります。ちなみに整体師は国家資格ではないので注意が必要です。
��動画の導入部分が大げさすぎない
先ほど説明した通り動画は再生されてなんぼなのですが、あまりにも「サムネ詐欺」のような動画はおすすめできません。たとえば、「何年たまった体の毒を何秒で流す」などの題名に惹かれがちな方は気をつけたいところです。
��コメント返信の有無
動画のみで必要な情報を過不足なく伝えることは正直、プロでも難しいです。しかし、間違った動きや間違った場所を押していても本来の効果を発揮しないどころかマイナスになるリスクすらあります。なので、動画についたコメントに対して、しっかり返信してくれる発信者だとリスクを抑えて健康習慣をつくれる可能性が高いです。ただし、動画に関係ない内容、SNS特有の高圧的なコメント、その人直接見ないと分からない内容などは非常に返信に困るし、あまりにも失礼だなと思ったら僕も当然ブロックします。お互いが良好な関係を構築することでいい返答をしてもらえると思うのでぜひ試してみてください。
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技術があって人の痛みを改善する能力が高ければ、お店の予約がスカスカなはずないですよね？ ホットペッパービューティーやE-Parkなどの予約サイトで予約の埋まり具合をチェックしてみてください。今年も多店舗展開している整体系の企業が突然倒産しています。より選ばれている院のアカウントの発信をチェックしたいですね。余談ですが、「予約何か月待ち、何年待ち」みたいな先生は単純に混んでいるパターンもありますが、そもそも現場にほとんどでてないパターンも見受けられます。
ほとんどの方が一度は肩こり、腰痛に悩んだことがある現代。あなたの悩みを改善できる素敵な動画が見つかりますように！ 動画だけではどうにもならない場合は早めに自分にあう治療家を探してみてください。
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柔道整復師（国家資格）。5万人以上の施術経験、大相撲、女子ゴルフ、ラグビー、アーティストライブサポートなどのトレーナーを担当。現在は表参道、上野で著名人来院多数の店舗を構え、温熱施術を中心とするベストリ式温熱整体を考案し、腰痛肩コリのみならず冷え性、睡眠障害、姿勢の調整をおこなっている
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