
カズキが引っ越してきてからというもの、私は何かとカズキを呼び出しました。けれど毎回、あの女と孫たちも一緒にやってきます。カズキだけが来てくれればいいのに……。そうだ! 最初からそう言えばいいのです。その後私はカズキに、「次からはカズキだけで来て」と伝えました。
ようやく訪れたカズキと2人きりの時間。見れば見るほどカズキは亡き夫に重なって見えます。「もう一度、あの温もりを感じたい……」思わず私は、カズキの手にそっと自分の手を重ねようとしました。ところがカズキの反応は冷ややかでした。
カズキが近くに引っ越してきてから、私は何かと理由をつけてカズキを呼び出していました。しかしいつも嫁と孫たちまで付いてくるので内心イライラ。私はカズキに、「次からはひとりで来て」と伝えました。
ある日、ひとりで来てくれたカズキの手にそっと触れようとしましたが、冷たく拒否され、抱きしめようとしたところ振り払われてしまいました。カズキは「家族が待っているから」とすぐに帰ってしまい、私は「あの嫁が早く帰るよう仕向けている!」と怒りの電話をかけました。
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原案・ママスタ 脚本・motte 作画・吉田ぱんだ 編集・みやび
