ダイエット成功のカギは“張り”の改善? 寝る前1分◎簡単ふくらはぎストレッチ

2

2025年11月28日 12:10  つやプラ

  • 限定公開( 2 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

つやプラ

40代・50代の女性のための美容・健康法を発信する、美容マガジン「つやプラ」

夕方になると靴がパンパンに感じたり、ふくらはぎが張ってだる重くなったりしまていませんか?

そのふくらはぎの“張り”を放っておくと、痩せにくい体になってしまうかもしれません。

女性の体型改善専門パーソナルトレーナーの筆者が、ふくらはぎの張りのデメリットと、解消するための簡単エクササイズをご紹介します。

■ふくらはぎの張りは“巡りの悪い体”のサイン

ふくらはぎの張りは痩せにくくなっている体のサインかもしれません。ここでは、その理由について解説します。

ふくらはぎの張りの原因

ふくらはぎが張ってしまう主な原因は、運動不足やそれに伴う「むくみ」です。

ご存知の通り、私たちの体内の水分や血液といった体液は、重力の影響でどうしても体の下、つまり脚の方へと下がりやすくなっています。そのまま何もしなければ、体液は下半身に溜まってしまいます。

そこで重要な働きをしているのが、ふくらはぎの筋肉なのです。

“第二の心臓”と呼ばれるふくらはぎの役割

ふくらはぎの筋肉は、体液を循環させるための非常に重要な役割を担っています。

心臓は血液を全身へ送り出すポンプですが、ふくらはぎは、下半身に溜まった血液やリンパ液を心臓へ向かって力強く押し戻す働きがあるため、「第二の心臓」とも呼ばれています。

私たちが日中に立ったり歩いたりする際、ふくらはぎの筋肉は収縮と弛緩を繰り返すポンプのように働きます。この動きが、下半身から血液を押し戻し、体全体の巡りを良くしてくれるのです。

ふくらはぎの張りが“痩せにくい体”のサイン

ふくらはぎがパンパンに張っている状態というのは、この大切なポンプ機能がうまく働いていない証拠と言えます。

巡りが悪くなると、ふくらはぎだけでなく全身にむくみがたまり、全身のシャープさが消え、ぼんやりとした印象のシルエットになってしまいます。

また、代謝が低下しているため、体重も落ちにくく太りやすい体の状態であると言えます。

つまり、ふくらはぎの張りを放置することは、知らず知らずのうちに痩せにくい体を作っているのです。

■ふくらはぎを動かして、“巡る”スッキリな体に!

この状態を改善するためには、ふくらはぎの筋肉を意識して動かすことがとても重要です。

筋肉は動かすことで活性化し、血流も改善します。それを繰り返すことでむくみは改善し、代謝も向上。美しい体型を作りやすい体内環境になるのです。

今回は、寝る前でもベッドの上でできる、代謝をよくするための、ふくらはぎの筋肉を動かす簡単エクササイズをご紹介します。

寝る前1分! 簡単ふくらはぎエクササイズ

(1)両ひざを伸ばしてあおむけに寝転がります。

(2)つま先を目一杯伸ばしきったら、そのまま1秒間キープします。

(3)つま先を目一杯返しきったら、そのまま1秒間キープします。

(4)(2)〜(3)を交互に15回繰り返します。

忙しい日々で運動はついつい後回しになってしまいますが、いつまでも若々しい体型でいるためには、毎日少しでも運動をすることがとても大事です。寝る前の1分間このエクササイズを行い、全身の巡りを改善して美しい体を作り上げましょう。

(パーソナルトレーナー 藤本 千晶)

動画・画像が表示されない場合はこちら

    ランキングライフスタイル

    前日のランキングへ

    ニュース設定