
中日井上一樹監督(54)が、球団創設90周年の来季の優勝を誓った。28日、名古屋市内のホテルで球団納会が行われた。今季はホームゲームの観客動員数が252万人と05年の実数発表以降過去最多となった。
井上監督1年目は3年連続最下位から4位に浮上。満員の竜党にあとは結果で応えるだけ。大島宇一郎オーナー(61)も「大いに名古屋を盛り上げてくれた。終盤までAクラス争いしたこともここ数年はなかった。球団創設90周年の年に巨人、阪神も優勝した。我々も続きたい」と期待した。
井上監督は選手、スタッフら200人を前に「2026年が僕の中での最低ラインとしてAクラス、もちろん優勝」と声のトーンを上げて宣言した。「みんながこれ(優勝)は条件付きです」と話し「みんな2026年にもう1回ちょっと羽を広げて羽ばたいてやるというふうな形のものを選手全員が持ってもらわないと」と、ナイン全員がそれぞれ自身の力を発揮することで底上げを求めた。井上監督は納会後に「オレも今年1年やって、来年を戦う上で、ちょっと手応え的なものを感じてるんで」と話し、上位進出へ自信を見せた。
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