
<競泳:ジャパンオープン>◇30日◇東京アクアティクスセンター◇女子100メートルバタフライ決勝
28年ロサンゼルス五輪(オリンピック)を集大成と位置付ける池江璃花子(25=横浜ゴム)が、激動の1年の主要大会を締めくくった。
女子100メートルバタフライ決勝で58秒35の4位。57秒27で優勝した平井瑞希(TOKIOインカラミ)とは離れたが、泳ぐ楽しさを再確認した。
約2年にわたって練習してきたオーストラリアでは、名伯楽マイケル・ボール・コーチが24年パリ五輪後に拠点を中国に変更。9月に日本へと戻った25歳は、心機一転して冬の強化に向かう。
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表彰台を逃しながらも、池江に落胆はなかった。海外選手も参加するレース。夏の世界選手権に向けて注力してきた50メートルではなく、100メートルで現在地を確かめた。前半で27秒60の5番手と出遅れ、順位を1つ上げてフィニッシュ。すがすがしく「自分の泳ぎだけに集中した。今まで順位ばかり気にしている自分もいたけど、今回は気持ち良く泳げました」と自己評価した。
初のメダルを目指した世界選手権では、50メートル、100メートルともに準決勝敗退で涙した。9月には日本に拠点を戻すことを発表。同選手権男子200メートル平泳ぎ銀メダルの渡辺一平らを担当する、高城直基コーチの教えを受け始めた。日本代表での指導も見つめて、目指す方向性が合致。新たな五輪種目50メートルの強化を継続しつつ「100(メートル)があっての50(メートル)。(理想の泳ぎを)ちょっとでも思い出していけたらいいと思います」と距離も伸ばしていく。
大きな照準は26年3月の日本選手権(東京)となる。「すごく悩んだ1年でしたが、一生に1回の2025年。来年もまた一生返ってこない1年になる。水泳人生、あとどれぐらいか分からないですが、楽しんでいきたいと思います」。自らの選択を、正解にしていく歩みは続く。【松本航】
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