
盟友の思いは−。来季でプロ25年目を迎える西武の栗山巧外野手(42)が11月24日、来季限りで現役引退することを表明。24年間、同期入団でともに歩んできたチームメートの中村剛也内野手(42)はその報に何を感じ、何を思ったか。「おかわり論」を口にした。
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11月24日午後にネットで緊急生配信された栗山の会見を、中村剛は「あ、会見見てない」という。それにひとまず、現時点では感傷的になってはいない。
栗山から直接伝えられた時は「あ、そうなん?」と答えたという。同期入団、ともに西武打線を長きにわたって支え続け“骨牙コンビ”と愛される。その割に意外とあっさり…と思われそうな反応には「そんなもんやって」と添えた。
そのあっさり加減は泰然自若のおかわり流…というより、厳しい戦いの世界ではそれが真実なのかもしれない。中村剛は「なんて言うんかな、そりゃ今年でやめるっていうんだったらちょっとね、違う感じになるけど。まだ1年やるわけで、その時にいろいろ感じるものがあるかもしれないし、って感覚かなぁ」と考えながら言葉を続けた。互いにしんみりした空気も出していないという。
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上京の東海道新幹線も一緒。24年間、割とよく隣にいた。それでも新たな発見はある。今年2月の春季キャンプでは「最近思ったのは、クリっていろんなことに対してクエスチョンが多いっす。なんでこうなるのとか。何事にも疑いを持っている人」と盟友を分析し、笑った。今季はともに1軍出場も減少。2軍でのキャッチボールも増えたが、ともに懸命に努力し、そろってプロ25年目に入る。
異例の“1年後引退”で栗山への注目度は増す。中村剛は言う。「あらたまって見ることでもないと思うし、いつも通り、普通に普通に、応援してくれればいいんじゃないかなと思いますけどね」と願う。西武は栗山だけの、2人だけのチームではない−。行間に思いを感じさせながら、冬もバットを振りつつ汗を流す。「会見ってYouTube? あとで見よっと」。やはり気にはなるようだ。【金子真仁】
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