
チーム日本人最年長の阪神西勇輝投手(35)が1日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、現状維持の3億円でサインした。22年オフに海外FA権を行使し、宣言残留という形で4年契約を結び、来季が最終年となる。
プロ17年目を迎えた今季は右膝の内側側副靱帯(じんたい)の変性のため、1軍戦わずか1試合の登板にとどまった。「『今までよく投げてくれたな』という話でした。靱帯(じんたい)も戻ってきて投げられる状態ではあるので。あとは2カ月間投げてなかった時期の感覚が、こんなにも戻すのに時間がかかるんだなというのがあった。元々投げられた感覚に、今練習しながら確実なものにしていければいいなと思ってます」
悔しいシーズンだったかと問われると、きっぱり否定した。「悔しいというのはあまりないですね。いい経験だったなというのもあります。毎年けがしてて、2、3年もけがしてるというピッチャーの方がもっと悔しいだろうし、僕は悔しくなってしまったら良くないのかなと」。来季へ向けて、もう前を向いている。
トレード移籍で、オリックス時代の同僚だった同学年の日本ハム伏見寅威捕手(35)も入団。「プライベートで、すごく仲良くて、今回も来るにあたって喜びもありますし、お互いしっかり試合出られるように頑張って行けたらいいかなと思います」。旧知の仲間との共闘で復活の1年にする。(金額は推定)
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