
阪神湯浅京己投手(26)が1日、兵庫・西宮市内で契約交渉に臨み、2300万円増の6000万円で更改した(金額は推定)。
快速球を誇る中継ぎ右腕として23年WBC優勝を経験したが、24年に国指定の難病の胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症に罹患(りかん)。福島県内の病院で手術を受けた。今年4月29日中日戦(バンテリンドーム)で、レギュラーシーズンでは684日ぶりとなる1軍マウンドに復帰。敵地での登板だったが、スタンドから熱い声援を送られる中、1イニングを無失点に抑えた。今季は40試合に登板し、4勝4敗22ホールドで2年ぶりのリーグ制覇に貢献した。
推定2300万円の増額で終えた交渉を、湯浅は「(球団からは)よく復帰してくれて、チームの戦力になってくれたと言ってもらえたんで」と球団への感謝を込めて振り返った。
「体と相談しながらの日々でしたげど、体のことを気遣っていただきながら目標であった40試合登板もいきましたし。でも成績自体は満足いくものではなかったので。でもその中でたくさん学ぶことも多かった」と25年に得た経験を明かした。それを踏まえ、来季は今年とは違うスタイルで勝負する覚悟を「やっぱりまっすぐが1番大事になってくると思いますし。もっとまっすぐで押す中で、今年のスタイルで織り交ぜながらやれたら、ピッチャーとしてもっと成長できると思いますし。もっと成長できるように頑張ります」と語った。
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