エアバス機、大半で不具合修正=未対応は100機未満に

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2025年12月01日 19:02  時事通信社

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時事通信社

欧州航空機大手エアバスの主力機「A320」シリーズの機体=2019年3月、フランス南西部トゥールーズ近郊(EPA時事)
 【パリ時事】欧州航空機大手エアバスは1日、主力機「A320」シリーズに搭載された飛行制御ソフトウエアの不具合について、影響を受けた約6000機の大半で必要な修正作業が完了したと発表した。「残り100機未満」(同社)は未対応といい、航空各社と協力して運航再開を目指す。

 エアバスは11月28日、不具合の即時修正を各社に要請。日本を含む各地で欠航や遅延が相次いだ。声明では乗客らに改めて謝罪。「安全最優先の決定にご理解いただき、感謝申し上げる」と強調した。

 欧州航空安全局(EASA)によると、エアバス機は10月末に起きたトラブルで、機首の上げ下げに使う尾翼の昇降舵(だ)を制御するソフトの問題が判明。放置すれば「機体の構造的な性能限界を超える」危険があったという。 

このニュースに関するつぶやき

  • 太陽フレアのピークは11年ごとに起きている。フェイルオーバーが失敗するって、ただのデグレだろ。TBSひるおびで「最先端のソフトウェア」だと紹介していたけど、A320は38年前の機体だぞ。
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