
“天才子役”などとSNSでも話題になっている池村碧彩さん(9)。共演する川栄李奈さんも「一緒にお芝居をしていて怖い」と評する演技力はどうやって身に付けたのか?
【写真を見る】川栄李奈が「ぞっとした」と話す池村碧彩(9)の演技力…その秘密とは?【THE TIME,】
「感情移入しちゃう」演技力で話題「今日はもう…バッチリ!」
飛び跳ねながらやってきて、かわいい笑顔でガッツポーズを見せてくれたのは、金曜ドラマ『フェイクマミー』に出演中の池村碧彩さん、9歳。
川栄李奈さん演じる日高茉海恵の娘・いろは役を演じています。
ドラマを観ている人にその印象を聞くと…
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「演技がめちゃめちゃ上手。こっちまで感情移入しちゃう」(20代女性)
「感情がストレートに伝わってくる。それが自然なんですよね」(40代女性)
ドラマの放送が終わると、SNSでも<あおいちゃん泣きのお芝居上手だなぁ…><演技うますぎ天才子役>などと、演技力を絶賛するコメントが続々投稿されるほど。
多くの人を魅了する演技力の秘密はどこにあるのでしょうか?
川栄李奈「一緒にお芝居をしていて怖い」
2016年、東京生まれの碧彩さんは、お姉さんも事務所に所属していたことから3歳で子役デビュー。
長澤まさみさん主演の映画『ドールハウス』や、人気ミュージカル『SPY×FAMILY』などに出演し多くの経験を積んできました。
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演技力が絶賛される一方で、ドラマ『フェイクマミー』の撮影現場では、“ニセママ”花村薫役の波瑠さんとじゃれ合う小学生らしい姿も。
波瑠さん:
「いつもあおちゃんが食べているお菓子の味を当てるゲームをしている。今日は何を食べてるの?って。あおちゃんが喋ると良い匂いがして今日はイチゴだねって」
川栄李奈さんとも、撮影の合間にハグをしたりお喋りを楽しんだり。
そんな碧彩さんを、川栄さんは「あおい先生」と呼ぶことも。
川栄李奈さん:
「もう全部すごい。監督がもうちょっとこういう言い方でとか、この時に手で涙をぬぐってとか、『いやそれいっぺんにできる?』というような細かいことも『はい』って言って、本当に涙を拭って涙も毎回出して。“ぞっとしました”一緒にお芝居をしていて。“怖い”って思った」
川栄さんによると、「飲み込みも理解力も早い」とのこと。
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碧彩さん曰く、「空手を習っているからかな?空手でああしろこうしろって言われるから」とのことで、演技力の秘密は、6歳から始めたという空手で養われた“集中力”にもあるようです。
約400人が参加したオーディションで抜擢された理由も…
『フェイクマミー』プロデューサー・中西真央さん
「監督の言ったことに臨機応変に対応できるし、台本をすごく理解してくれている。子どもらしいかわいらしさがありつつ、大人のような気配りとか全体を見てみたいな動きが両方できるところがすごい。“才能がすごすぎて末恐ろしい”」
ノートに綴る「感情」や「学び」
共演者や制作陣も絶賛する演技力は、どうやって身に付けたのでしょうか?
1つは、9歳とは思えない“下準備”。
池村碧彩さん(9):
「台本を読んだ時に、“感情をノートに全部書く”。セリフは、寝る前に台本をしっかり読んで、あとはぐっすりピースカピーしたら朝いつのまにか覚えていることが多い。ピースカピーが良い(笑)」
また、“共演者からの学び”もあるといいます。
池村碧彩さん(9):
「ノートに“その人のすごいところとかを書いて”、『自分もここの時こうすれば良いんだ』とか、すごく勉強になっている」
そしてお母さんは、碧彩さんの演技力について「現場現場で“感謝の気持ち”は持とうね、“大切に一つずつ”やろうねって。そういう積み重ねなんじゃないかな」と話します。
そんな碧彩さんの将来の夢は―
池村碧彩さん(9):
「他の俳優さんたちみたいにキラキラしている俳優さんと、あとパパと一緒にパティシエ屋さんに…なりたいです」
(THE TIME,202511月27日放送より)

