
【写真】鈴木亮平、約2年ぶりに日曜劇場主演! 『リブート』来年1月スタート 共演に戸田恵梨香
本作は、嘘と真実が入り乱れ、日曜劇場史上類を見ない怒とうのスピードで展開する“エクストリーム・ファミリーサスペンス”。
妻殺しの罪を着せられた平凡なパティシエ・早瀬陸(鈴木)は、自らの潔白を証明し真犯人を見つけ出すため“愛する家族と過去を捨て、警視庁の悪徳刑事・儀堂の顔に変わる(=リブートする)”という決意をする。
このたび、鈴木演じる2人の主人公・早瀬陸と儀堂歩の日常と任務に深く関わっていく“儀堂の周囲を形作る存在”を演じるキャスト6名が決定。
“警察の中の警察”といわれる警視庁警務部の監察官・真北正親を演じるのは伊藤英明。儀堂になりすました早瀬の前に立ちはだかることになる真北。物語に大きなうねりを生み出す、まさにもう一人の主人公ともいえる存在だ。伊藤のTBS連続ドラマへの出演は、2020年1月期の金曜ドラマ『病室で念仏を唱えないでください』以来、日曜劇場への出演は2015年4月期の『天皇の料理番』以来となる。
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警視庁捜査一課・儀堂班の刑事・寺本恵土を演じるのは中川大輔。中川のTBS連続ドラマへの出演は今作が初となる。シリアスからコミカルまで、幅広いジャンルで安定的な演技を見せる中川は儀堂班でどのような顔を見せるのか。
警視庁捜査一課をまとめる係長・三上章大を演じるのは池田鉄洋。池田のTBS連続ドラマへの出演は2024年10月期の金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』以来、日曜劇場出演は2024年7月期の『ブラックペアン シーズン2』以来となる。俳優としてジャンルを問わず活躍する一方で、脚本家・演出家としても活躍する池田の演技力がこのドラマに深みと奥行きを与える。
警視庁警務部・真北の部下・寄居俊を演じるのは藤田ハル。藤田は今回がTBS連続ドラマ初出演となる。舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でアルバス・ポッター役を務め、その柔軟な演技力が高く評価された。舞台で演じてきた実力派の藤田が、寄居という役でドラマにどんな空気をもたらすのか。
ひとみ美容形成クリニック院長・整形外科医・桑原瞳を演じるのは野呂佳代。自然体でありながら芯のある表現が魅力の野呂が、桑原という役でドラマにどのような色を添えるのか期待が高まる。
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また、警察という絶対的に正義であるはずの組織の中で、彼ら彼女らそれぞれの視点や判断が、主人公たちの行く末に少しずつ影響を与えていく。何が本当で何が嘘なのか。善と悪を問われる中で、大きな重みを持っていくことになる。早瀬は警察組織の中で、自らの正義のために騙し続けることができるのか。
日曜劇場『リブート』は、TBS系にて2026年1月より毎週日曜21時放送。
追加キャスト、プロデュース・東仲恵吾のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■伊藤英明
台本を読んだ瞬間から、心をつかまれるような作品でした。静かな力強さと、ページをめくるごとに増していく緊張感があって、読みながら気持ちが自然と作品の世界に入っていきました。今回の役は強さの裏にある迷いや葛藤がとても人間的で、“真北という人物は何を抱えて生きているのか”を常に考えながら向き合いました。一瞬一瞬が勝負になる役でした。
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言葉よりも、表情や静かな間に“人間らしさ”がにじむ場面が多い作品です。派手な演出ではなく、キャラクター同士がぶつかる瞬間の温度や、そこで生まれる“それぞれの愛の形”を感じていただけたら嬉しいです。誰かを想う気持ちにもいろいろな形があって、その微妙な違いや深さが、この作品の魅力だと思っています。キャストもスタッフも本気で向き合って作り上げた作品です。ぜひ、その世界に浸って楽しんでいただければと思います。
■蒔田彩珠
まず、性格の全く違う2人を演じ分ける難しい役どころを鈴木亮平さんが演じられるというだけで、面白いに決まってる!と思いながら台本を読ませていただきました。物語は想像を遥かに超える複雑さで、次々見せる予想外の展開に夢中になりました。亮平さんは以前観た映画での怖い役の印象が強く、お会いする前はとても緊張しましたが、実際はニコニコしていて優しくて面白くて温かい方でした。しかし、現場での熱心な様子や本番が始まるとキリッと別人になる様は、リブートした??と思ってしまう程でした。
今回、初めての刑事役・足立翼を演じさせていただきました。優しく真っ直ぐな性格で、残された家族のため、事件解決のため迷いなく突き進んでいく、視聴者の方に一番近い役どころだと思います。足立と一緒に考察したり、ハラハラドキドキしていただけたらと思います。
そしてサスペンスを楽しむ一方で、登場する全ての人が誰かの為に懸命に戦う愛の物語なんだ!と気がついた時の感動を視聴者の方にも味わっていただきたいです。
■中川大輔
この作品の“愛”の描き方が、僕が今まで観たことない形でとても引き込まれました。ダークな世界観だからこそ輝く愛情があって、台本を読みながら「これが究極の形なのかもしれない」と感じました。
僕が演じる寺本恵土は、若くして捜査一課に配属されたエリートです。少しゴーイングマイウェイな一面もありますが、そこが彼の魅力だと思い、大切に演じさせていただきました。
そして、亮平さんの一人二役は本当に圧巻でした。これまで別の作品で、亮平さんの優しい役も、恐ろしい役も拝見してきましたが、『リブート』ではその両方の表情を見ることができ、一視聴者としても嬉しかったです。
毎話がクライマックスのようにスリリングで、どんでん返しの連続です。皆さんにも一緒に謎解きをしながら楽しんでもらえたら嬉しいです!
■池田鉄洋
一話の台本を開いた瞬間、気づけば物語の奔流にさらわれ、すっかり『リブート』の世界に呑み込まれていました。次の台本が届くたび胸が躍り、ここまで「続きが知りたい」と思わされた作品は久しくありません。脚本家・黒岩勉先生の仕掛ける鮮烈な展開に、思わず声が出るほど翻弄されっぱなしでした。
私が演じる三上章大は、時に親しみやすい上司として寄り添いながら、時に仲間すら疑う冷徹な警察官としての顔を見せる、掴みどころのない人物です。物語の大波にもまれながら、小舟のように揺れ漂う三上が、果たして善なのか悪なのか―その曖昧さに迷い、揺さぶられながら楽しんでいただけたら嬉しいです。
そして鈴木亮平さんとは、これが初めての共演。想像を軽々と超えてくる、大きな男でした……背も、器も。作品を心から愛し、信じ、仲間をより高い場所へ導こうとするその姿勢に、計り知れない安心感をもらいました。年下でありながら、つい甘えたくなってしまう不思議な包容力を持つ男―それが鈴木亮平さんです。
一話ごとに降りかかるピンチ、裏切り、そして家族の絆。息つく暇もないほどの起伏は、ジェットコースターという比喩すら追いつかないほど。これから物語に触れる皆さんが、本当に羨ましい。できることなら記憶を消して、観客・視聴者として最初から味わいたい。『リブート』はきっと、あなたを離さなくなるはずです。
■藤田ハル
台本を読んだときは、二度三度読まないと状況が理解できない箇所が多々ありました。それくらい難解な立場に登場人物たちが置かれている中で、浮き上がってくるシンプルなテーマに共感と感動したのを覚えてます。
自分は警視庁警務部の監察官・真北さんの部下、寄居俊役を演じさせていただきました。警察を監視する警察として、組織の中でもエリート街道を順調に進んでいる彼の本心、動機や目的がどこにあるのかを常に探りながら演じました。役柄的に伊藤英明さんとご一緒することが多かったのですが、亮平さんと伊藤さんの大きな背中を感じながらいられた現場に感謝しています。自分がミスした時も心強いアドバイスをしていただき、頭が上がりません。戸田恵梨香さんとの共演シーンは決して多くはなかったのですが、その数少ない場面でも空気が一瞬で変わるのを目の当たりにして、とにかくかっこいい大人がたくさんいる、そんな現場でした。かっこいい大人たちが本気で挑んだ作品が、皆さんにどんな形で伝播して行くのか、自分自身とても楽しみかつドキドキしています。
皆さんの考察を読むのを日課にしたいと思ってます!(笑) ぜひ、自分の役についても考察してみてくださいね。
■野呂佳代
とっても面白くて台本を読み進めるのですが、途中で混乱したり、自分も推理・考察して続きが気になってしまっていました。私の役柄は、整形クリニックの院長なのですが、またひとつ新しい職業を勉強することができました。
鈴木亮平さんはとても優しくて、ちょっとお話しただけでもとても面白い方だなと感じました。勉強熱心で、人をひっぱっていける存在で一緒にお芝居させてもらって、とても勉強になり、同じシーンがとても楽しかったです。また共演できるように頑張りたいです。
1話から一人二役の鈴木亮平さんの演じ分けがすごく、毎回早く続きが見たくなる作品です。「えっ?! 私がこの役!?」とドキドキプレッシャーに感じましたが・・・まぁ、みてください!!
■プロデュース・東仲恵吾
『リブート』という物語を、さらに深く、さらに力強く押し広げてくれるキャストの皆様を発表いたしました。皆さん、主人公に“正義とは何か”を真正面から突きつけ、物語の軸そのものを揺さぶる、決定的な存在です。
伊藤さんには、主人公の“正義”に激しく衝突していく役どころをお願いしました。しかしそれは、ステレオタイプな正義のキャラではありません。誰にも言えない痛みと、人間としての奥深い闇と光を抱えた、もっとも複雑で、もっとも強烈なキャラクターです。その一挙手一投足、一言一句に“魂”を宿せる方は誰か。そう考え抜いた末に、伊藤さん以外あり得ませんでした。
蒔田さんには、主人公のすぐそばで、誰よりもその揺らぎを目撃する刑事を演じていただきます。ときに支え、ときに迷い、ときに自身の“正義”までも揺さぶられていく。その繊細で複雑な心の変化を、静かに、しかし確かに積み重ねられる方は、蒔田さんだと強く感じてオファーしました。
中川さんには、現代の刑事像を軽やかに、そして鋭く体現していただきました。
池田さんは、これまでも作品に新鮮な風を吹き込んでくださった方です。今回も、主人公との関係性にユーモアと優しさを宿し、物語の息づかいを軽やかにしてくれました。
藤田さんには、底知れぬ不気味さと静かな狂気を秘めた役をお願いしました。
野呂さんは、主人公を“整形する側”という特異な立場でありながら、彼女自身の中にも強い“正義”を抱えている役を演じていただきます。どこかに本当にいそうで、しかし簡単には出会えない―そんな絶妙な“人間像”を体現できる方です。
キャストの皆様は、まるで物語そのものと闘うかのような熱量で、この『リブート』に挑んでくださいました。心の奥で燃え続ける“魂の芝居”を、どうか全身で受け止めていただけたらと思います。

