
みずほ銀行は12月1日、ICキャッシュカードの生体認証機能による本人確認を、2026年6月1日に終了すると発表した。利用件数の減少を踏まえて判断したという。
生体認証は、ATMの利用時に付属の専用装置に指を置き、事前に登録した静脈パターンの情報と照合することで本人確認を行う機能。暗証番号との併用により、取引時のセキュリティを高める目的で使われてきた。
サービス終了後は、生体認証を利用した取引はできなくなるが、手元のICキャッシュカードは引き続き利用できる。ただし、生体認証装置の撤去後は、従来の「生体認証取引限度額」ではなく「IC取引限度額」が適用される。
新規の生体認証登録は25年12月30日で終了する。生体認証装置の撤去は26年6月から順次進め、同年9月末までに完了する見込みだ。
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ATMでの生体認証を巡っては、三菱UFJ銀行とゆうちょ銀行が23年5月に静脈認証の取り扱いを終了している。
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