限定公開( 1 )

タレント矢部美穂(48)が、デビュー35年目となる来年4月5日に六本木・クラップスで、いまさらながらの「First Live(ファースト・ライブ)」を開く。1992年に雑誌「Momoco」の「New MOMOCO CLUB」オーディションでグランプリを獲得して芸能界デビュー。96年に「シャボン玉」「スリル」の2曲シングルをリリースしたが、ライブ開催は初めてだ。
矢部がライブを開催しようと思ったのは、昨年12月6日に54歳で亡くなった歌手の中山美穂さんへの思いから。小学生の時から中山さんに憧れた矢部は「ミポリン(中山さん)の顔になりたいと思っていました。カラオケでは絶対に中山さんの歌を歌うし、憧れの女性で中山さんを超える人は出てこない」と話している。
昨年9月26日に放送されたフジテレビ系「アウト×デラックス」特番では、念願の初共演を果たして「芸能界に入るきっかけは中山美穂さんに憧れたから」と大号泣していた。それから3カ月もたたないうちの悲報に、大きなショックを受けた。
今年4月22日に東京国際フォーラムで行われた、中山さんのお別れの会にはいちファンとして参加した。中山さんの妹の女優中山忍(52)の「カラオケへ行ったら姉の歌を歌ってほしい。姉を身近においてもらいたい。忘れないでほしい」というメッセージを聞いた。
矢部は「この言葉を大切に歩んでいきたいと思っています。微力ながらでもつなげていきたいのです。苦手な歌とダンスを克服して中山美穂さんにささげたいと思います」と話している。
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