江川卓氏「フッと」実際にマウンドからボール浮いたのを「自分で」見たのは「３回か４回」衝撃告白

テレビ朝日系「国民5万人が投票！貴方が一番好きな野球スターは誰　禁断！プロ野球総選挙」が1日放送された。

現役を引退した歴代のレジェンドからNO・1のスター選手を投票で決める企画。番組ではベスト20が発表された。

16位には、巨人で活躍した江川卓氏（70）が選ばれた。番組では、作新学院高校時代の「怪物伝説」を紹介。ファンが魅了された「浮き上がる剛速球」について、対戦した打者、本人の証言から検証した。

現役時代に対戦経験がある栗山英樹氏は「監督時代を含め、いろんな球のピッチャーを見てきましたけど、唯一無二というか、本当にピンポン球を投げてるように見える。軽いものが飛んできて、ふわっと浮いていく感じ。こんな質のボールがあるんだと。そういう感覚には一生出会わなかった」と証言した。

名勝負を繰り広げた元阪神の掛布雅之氏は「バットとボールが当たらないストレートを投げていた。バッターからすると、浮き上がるように見えるんですよね」と語った。

江川氏は「実際に自分で（ボールが）浮いたのが見えたのは、数回なんですよ。（マウンドから）自分で見ますから。3回か4回。本当に浮いてると思います。いつもの軌道と違って、フッと上がってるんで」と衝撃の事実を告白した。