素早い逃げ足までも再現!?　ポケモンを実寸大で再現した作品に「動きむっちゃかわいい」「ガチダッシュで草」

　1年前や5年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘！」。今回の題材は、2022年にニコニコ動画で公開された、3Dプリンターで実寸大のポケモンを作る動画です。

【画像】実寸大で再現したポケモン

走るコソクムシを自作

　投稿者は、パロディや作ってみた系の動画を投稿しているniconicoユーザー・kagerou works.さん。ヒトカゲやコイキングなどさまざまなポケモンのフィギュアを、ポケモン図鑑を参考に実寸大で自作するシリーズで人気を集めています。

　今回紹介するのは、「ポケットモンスター サン・ムーン」で登場した、フナムシや三葉虫のようなポケモン「コソクムシ」を図鑑情報を元に再現した作品です。

　コソクムシはプレイヤーが近づくとすばしっこく逃げ回る性質があり、kagerou works.さんはその逃げ回る様子まで再現しました。

　造形はCGソフトの「ZBrush」で設計し、3Dプリンターで約90時間かけて出力。動力には市販のラジコンを選び、コソクムシの内部に埋め込めるよう工夫しています。

　触角や尾びれは、ワイヤーとスチレンボードで手作り。全てのパーツがととのったら、スプレーやエアブラシで塗装すれば完成です。

作中の逃げっぷりを忠実に再現

　内部にラジコンを組み込んで実際に走らせてみると、コソクムシはゲームさながらに大爆走。ときどき振動でカクカク揺れる様も、コメント欄で「それっぽい」「動きむっちゃかわいい」と好評です。

　投稿者はポケモントレーナーのコスプレで、コソクムシの捕獲に挑む寸劇も披露。高速で逃げ回るポケモンを全速力で追う迫真の映像も、「ガチダッシュで草」「原作再現」と好評を博しています。

動画や画像はニコニコとのパートナーシップに基づいて紹介しています