【巨人】坂本勇人が痛感「こなせて当然だと勝手に思っていた」プロ19年目で知った代打の難しさ

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2025年12月03日 10:50  日刊スポーツ

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巨人坂本勇人(25年7月撮影)

巨人の坂本勇人内野手(36)が、フジテレビ系列で3日深夜に放送された特番「スターアスリート独占密着 巨人・坂本勇人 スターの真実、もう一度輝くために」に出演。ドラフト指名時から今季までの歩みに迫るドキュメンタリーが放送された。


番組では、オフシーズンに入った今年11月、都内の飲食店で取材班と向き合う坂本に密着。ヤンキースのロゴ入りグレーのスエットに銀色のネックレスを合わせた姿で現れ、質問に次々と答えていった。


11月の過ごし方については、トレーニングやゴルフをしていると説明。「ガッツリは動いてないですけど、トレーニングだけはしっかりやっているので」と、オフでも野球への意識を切らさない様子を見せた。


ファームで鍛錬していた高卒1年目を除き、今季はプロ入り後最少の62試合の出場にとどまり、打率2割8厘、3本塁打、22打点と苦戦。「一番試合に出られなかったし、結果も全然出なかった。最後の2カ月くらいはほとんど代打だったので。今年に限っては、代打は『こういう難しさがあるんだな』とか」と振り返った。


08年の高卒2年目から不動のレギュラーだった坂本にとって、代打中心の役割は初めての経験。「若い時からずっとレギュラーで出ていたので、後から出る選手の大変さはあまり感じていなかった。求められている仕事だからこなせて当然だと勝手に思っていた。でも自分がそういうポジションにいったとき、本当に大変なんだなと」と痛感。さらに「ずっとレギュラーで引退していたら気づかないままだったことなので」と、新たな視点を得たシーズンだったと語った。


今季は開幕スタメンで出場したものの、打撃不振で開幕から11試合を終えた4月15日に登録抹消。2度の再調整を経験したが、交流戦途中に再昇格し、6月には月間打率2割7分5厘と復調。以降は勝負どころでの代打起用が中心となった。

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