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砂浜では環境問題を考えるクイズ大会を開催。 出題した湘南ビジョン研究所の片山理事長は、海の環境を考えるために覚えていてほしい“数字”をクイズの回答にして紹介。例えば、毎年世界の海に流れるプラスチックごみの量は800万トンで、このままのペースが続くと2050年に魚の量を超えてしまうことなど大切な情報をクイズ形式で伝えた。
会場を屋内に移した後は、高野さんの講演を聞いたほか、この日拾ったプラスチックごみを「飾り」にしたボールペン作りを楽しんだ。高野さんは、参加者と一緒にボールペン作りに挑戦し、誰よりも一番早く完成させる“アスリート”ぶりを見せていた。
親子で参加した母親は「子どもが陸上をやっており、高野さんが走り方を教えてくれるので参加しました。とても楽しかったです」と喜んでいた。
ハイセンスジャパンは社会貢献活動の一つとして、2021年からこの催しを協賛している。グローバル企業として、ビーチやマリーナ、観光船舶を対象とする国際環境認証「ブルーフラッグ」の取り組みに賛同し、協賛を始めたという。 湘南ビジョン研究所はブルーフラッグの取得推進活動にも取り組んでいる。
汚染されていないきれいな海の環境やライフセーバー配置など33個の厳しい認証基準を満たしブルーフラッグ認証を取得した国内のビーチは12カ所(2025年4月10日時点)。神奈川県湘南地域のビーチでは由比ガ浜海水浴場(鎌倉市)、逗子海水浴場(逗子市)が取得している。
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この日の催しに参加したハイセンスジャパンの山本一人副社長は「きょうは海に触れる機会の少ない社員も参加しており、普段経験できない海の現状を体感できるよい機会になった。弊社はグルーバルに事業を展開する企業として、国際的な海の環境活動であるブルーフラッグ認証の取り組みを応援し、社会に貢献していきたい」と話した。

